姉妹がアイドルと恋したら。第2章

夢の国へ。 ページ19

小瀧side



あれから４人で夢の国へ。
今回はディズニーシーに来た。






人は少なくないけど、
なんとなく平均年齢高めな感じ。








沙織「平日ってこんな感じなんだ〜…」


瑞稀「ね。人少なくね？」


沙織「少ないね〜。いつも休日しか来れないからなぁ〜。のんちゃんたち平気？」


望「全然平気やろ。俺らな、意外と気付かれへんねんで？」


濱「いやいや、のんすけよく気付かれてるやん。俺のが気付かれへんよ」


瑞稀「あー、なんかわかる」


濱「おい！！それはどういうことや！」


沙織「あ、とりあえずファストパスに走る人と、アトラクションに並ぶ人！決めよ！」


望「え、なんか突然しゃかりきやな」


瑞稀「沙織ね、ディズニー大好きだから指揮官に成るの。あたしも好きなんだけど、あたしとは違っていろんな計画するタイプだから」


濱「ファストパスってのは場所分かってる人が行った方がええやろ？沙織ちゃんとのんすけ行ってくれへん？」


望「あ〜、俺？」


瑞稀「そうだね〜、沙織とあたしが行っても２人にアトラクション並んでもらうのなんか頼りないからなぁ(笑)そうしよ。あたしと濱ちゃんアトラクション並ぶ係ね！てことで小瀧。よろしく」


望「へいへい(￣ー￣)」









おお、突然俺と沙織が２人になるんか。
まぁ濱ちゃんと瑞稀も２人やしええか。









ゲートをくぐり、
夢の国らしい音楽とともに
俺らは濱ちゃんと瑞稀が並ぶアトラクションに
集合すると約束して、二手に分かれた。









沙織「絶叫系平気？」


望「全然平気。でもうるさいで俺。ギャーギャー言うタイプやから(笑)」


沙織「なんだかんだ絶叫系平気な人でも声は出るよね(笑)仕方ないよ」


望「アレなー、乗ったことあんねんけどさ。嫌いやないけど演出が怖ない？」


沙織「わかるわかる！最初の方めっちゃ怖いよね！キャストの人たちもそれっぽく静かだし」





俺たちが後から乗るのは、
フリーフォール的なやつ。←分かってくださいw



サングラスとか外さなあかんから
写真で顔がバレへんように、
しっかり下向いとかなあかんやつ。









沙織「1回目で写真だからね」


望「お、おう(笑)」








よく知ってんなぁマジで(笑)









無事にファストパスも取れて、
集合場所のアトラクションまでの道、
俺は気になることを聞いた。




望「沙織ってさ、なんで俺ら好きになったん？」


沙織「え？」





密かな疑問や。

あたしが好きになった理由。→←王子は優しい男の子。

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