姉妹がアイドルと恋したら。第2章 (ページ16)

今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:57,262 hit

あたしたちなりの。ページ16

さぁ、突然ですが。
遊びに行くことにしました！
完璧に賭けで行くんだけど。

東京に行って、
突然誘ったら会えるかどうか。

3泊するんです(*´∀｀*)

お互い臨時で有給使えって話が出て。
有給消化のため。なんだって。

でも、あたしは濱ちゃんに
すでに話してあるんです。

口が堅い濱ちゃんに、
無理言って頼んでみたらすんなりおっけー。

あたしたちは、昨日こんな作戦を立てた。

瑞稀「突然ごめんね。今ってちょっと時間あるかな？相談したいことあって」

濱「おう、今日オフやしなんもしてへんしええよ？電話しよか？」

ってことで電話がきて、

濱「どうした？」

瑞稀「明日から3日間東京に遊び行くんだ」

濱「え、そうなん？！」

瑞稀「そう。沙織と一緒に！それでさ、なんとか小瀧と沙織を２人っきりにしてあげたくて。あの２人、仲良いけどまだ完全に打ち解けてないっていうか…なんとなくまだ距離があるっていうか。だからあたしなりに、２人っきりにして…」

濱「距離を縮めてあげたい？」

瑞稀「そう！」

濱「めっちゃええな！俺も協力するわ！とりあえずどこ行くか決めなあかんな」

瑞稀「ディズニー行きたいけど…そんなとこ行ったらまずいよね」

濱「いや、ええよ？行こか？俺ら何回も行ったことあるし。意外とばれへんねん」

瑞稀「え、そうなの！？」

濱「ディズニーランドに行くか、ディズニーシーに行くか、それはまた後々決めればええねんけど、とにかくはぐれるんや。俺らとあいつら。あんな広いとこではぐれたらまず、すぐには絶対合流できへんやろ？で、どこにおんの？って連絡は来るんよ絶対。その時に俺らはアトラクション並んじゃってるって言うねん。そしたら！あいつらも何かしら乗るんちゃうかなーって！」

瑞稀「濱ちゃん、あんた冴えてるわ。素晴らしいその計画。それでいこう！」

濱「で、どっち行くん？」

瑞稀「あたし的にはディズニーランドに行きたいけど…沙織はどうかな？」

濱「ちょっと待ってな」

濱ちゃんはなにやら作業している様子。

濱「あ、これでええやん！あんな瑞稀、よく聞いてや？もともと俺とのんすけで計画してたんよ。サプライズで２人に新幹線の切符送りつけようって。新幹線の切符はもう間に合わへんけど、こっちでディズニーのチケット準備しとく」

濱ちゃん…ほんとあなたって人は。
最高すぎます。