姉妹がアイドルと恋したら。第2章 (ページ1)

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姉はエスパーである。ページ1

沙織side

あのね、のんちゃん。
あたしってこれでも
あなたより長く生きてるんだよ。

だから、余計な心配までしちゃうんだ。

のんちゃん、絶対なんか悩んでるよね。

って思って取った行動が頭ぽんぽん？！
あたしバカだなほんとに。
バカっていうか…もう。(ToT)(ToT)

だって、のんちゃん寂しそうだった。
なんか消えちゃいそうだったんだよ。
だから体が勝手に動いてたんだよ。

なんかのんちゃんと気まずいな(T ^ T)

重「あー！やっと来たー！沙織ー！こっちで遊ぼーやー！！」

沙織「今行くぞーー！！！」

あたしはシゲに呼ばれて、
照史と淳太、流星と濱ちゃんと
海で遊ぶことにした。

のんちゃんは、砂浜で神ちゃんと
瑞稀とおしゃべりしてる。

家に帰ったら瑞稀に相談しよ。

桐「淳太ぁ～喉乾いた」

淳「はぁ！？知るか！海飲んどけ」←

沙織「海飲んどけって…爆笑！！」

重「照史なら海飲めるんちゃう！？」

濱「飲めそう飲めそう！…ていうか前飲んでなかった？？」

桐「飲めるか！！なんやねん！前にも飲んだことなんてないわ！」

沙織「ほんっと面白い！！あ、あたし飲み物買ってくるよ！昨日と今日たくさんあたしたち楽しませてくれたお礼に！！」

濱「じゃあ俺もついてくわ！自販機まで結構距離あるし、1人やと危ないから」

沙織「やっさしー！！」

濱「普通や、普通。ほら行くで！」

あたしは濱ちゃんと一緒に
みんなの飲み物を買いに行くことに。

濱ちゃんなら、なんか知ってるかな？

沙織「知ってるよね」

濱「なにを？」

沙織「のんちゃん、なんか悩んでない？」

濱「さぁ…どうやろな。俺もそんな詳しくは知らんけど、なんとなーく…悩んでんちゃう？」

沙織「初めてあんなのんちゃん見たけど、あたしすぐ分かったんだ。なんかあったのかなって」

濱「さすが沙織ちゃんやな。他のファンの子とはほんまに違うタイプやね」

沙織「あたし…なんか変なこと言っちゃったのかな…」

濱「うーん。俺はそんなにいろいろ言えへんけど、まず言えることは…沙織ちゃんは沙織ちゃんでおらなあかん。他の誰にも振り回されんで、ただ、自分信じてて」

沙織「あたしはあたしでいる…？」

濱ちゃん、ごめん。

すごくよく分からない(T ^ T)