＊反省してください ページ31
「疲れたー！頑張ったーッ！」
佐「おっち〜。でもAさ。
なんで直前でアクロの技変えたの？」
「...ん？」
それスノダンス対決収録も無事に終わり
アクロも無事にできてよかったなあ〜
なんて安心してる俺に純粋な目をして
質問してくる大介
あ、やべ。話晒さなきゃ
そう思ったのに
阿「あー。それ俺も思ってた」
岩「手首捻ってアクロ禁止でちゃったから
手をつかないアクロバットに変更するしか
なかったんだもんねぇ。Aはッ！」
「ひ、照さん？」
渡「...は？」
深「やめろって言ってるのにいうこと聞かなくて
俺たちの意見押し切ってアクロバットしたんだもんねえ？
Aくんはッ！」
「ちょ、いや。あの」
宮「Aどういうこと？」
「いや、だから」
阿「あ〜。だからあの時ふっかに裏連れて
行かれてたんだぁ。なるほどねぇ」
佐「...なんでAの衣装だけ手袋なんだろうって
思ったらテーピング巻いてたんだぁ」
こ、こわい。大介と阿部ちゃん
ニコニコしながら詰め寄ってくるから恐ろしすぎる。
「れ、蓮ちゃん。助けて」
目「Aくん。
俺が本当に助けてくれると思ってる？」
「オ、オモッテマセン」
やばい。マジでみんな怒ってるし
なんか自然と正座しちゃってるし
え、照。もしかしてずっとこうやって
みんなで説教してやろうとか思ってたの？
宮「そういうときはちゃんと言ってって
何回言ったら分かるの？」
渡「耳ついてんのか？お前」
「ついてます、２つ」
怒られながらチラッと照の方を見てみたら
めちゃくちゃニヤニヤしていて。
お前、可愛い顔してやることエグくない？
可愛いな、おいッ！
向「ちっくん。
今、照にぃ可愛いなぁ思ってるやろ」
「なッ！思ってるわけないじゃん」
岩「...、」
「嘘です！思ってるからそんな顔しないで！」
渡「お前、説教されてんのに余裕だな。おい」
「マジでどっち選んでも地獄ッ、
康二のせいだからな、絶対許さない」
向「なんでよ！」
ラ「Aくん。僕たちは心配してるだけだよ？
何かあってからじゃ遅いんだから、」
「ら、ラウール」
ラ「ちゃんと反省してくれる？」
「うん、ごめんね。反省してます、
みんなも、ごめんなさい」
ラ「ふふ。じゃあ反省してるAくんはもちろん
明日、全員分の手作りお弁当を差し入れしてくれるよね？」
「おい。誰かこの天使とめて」
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作者名：ちーたろ
| 作成日時：2023年4月9日 20時
