＊いくぞ！チーム茅ヶ崎 ページ3
「...時は来たッ！
いくぞ！チーム茅ヶ崎！」
佐「おーッ！」
岩「...」
深「...」
「...ねえ、無視やめて。
おー！って言って」
３月某日。
滝沢歌舞伎初日を間近に控えているが
そんなのお構いなしに早朝から茅ヶ崎宅に
呼び付けられた精鋭3人。
そんな3人の重大任務は...
「はい。辰哉のはその奥ね〜。
照はこっち〜」
深「なんでこのタイミングで
引っ越しするかなあ」
岩「まあ、二日酔いじゃないだけ
成長したよ」
「ねえ、照。
もしかしてまだ怒ってる？ごめんて」
佐「A！俺はどれ運ぶ！？」
先日、合鍵返して騒動を巻き起こした
茅ヶ崎Aの引っ越しもついに完了。
家具は業者に運んでもらったものの
配置や荷解きの手伝いに呼び付け、
いや。駆けつけてくれた３人は
せっせせっせと茅ヶ崎の指示通りに
動いている。
「いや〜。ホントみんな
ありがとうねえ」
佐「っていうか翔太は手伝いじゃないの？」
「翔太？サウナ行ってんじゃない？」
深「あいつはなんで手伝いに
呼んでないんよッ！」
「え、だって。チーム茅ヶ崎は
キミたち３人だけじゃない」
岩「なんか一瞬ふつうに喜んじゃった
自分が悔しい」
佐「チーム茅ヶ崎いえーい！」
「辰哉も大介見習って」
佐「そうだぞ！深澤！」
深「俺が悪いの！？」
文句を言いながらも手を動かす
大人4人によって想像していたよりも
だいぶ早く片付けは終了。
茅ヶ崎は鼻歌を歌いながら
引っ越し蕎麦を湯掻いている。
「お待たせ〜。
ホントみんなありがとね？
引っ越し蕎麦食べよ！」
深「マジで腹減ったわぁ」
「でしょ？いっぱいお食べ！」
深「言いたいこと山ほどあったけど
Aかあいいからいいやぁ」
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作者名：ちーたろ
| 作成日時：2023年4月9日 20時
