＊夜のドライブ ページ13
《しょっぴー潰れたから迎えきて！》
翔太がSixTONESのメンバーと飲みにでかけて
樹からそんな連絡が来たのは夜１１時過ぎ。
こいつら私をなんだと思ってんだ。
一応先輩だぞ。と思うけど仕方がないので
上着を羽織って樹の指定するお店に行くと
ピンピンしている翔太がいた。
「え、めちゃ元気やん」
田「ほらね？A来たじゃん」
「どゆこと？」
松「Aちゃん。
この前しょっぴーと揉めてたんでしょ？」
「いや、もう結構前よ？」
目の前にはほろ酔いの幼馴染と
よかったじゃん！とその幼馴染の背中を
バシバシ叩く出来上がった後輩田中と
まあまあ、とりあえず座ってなんて変に冷静な
後輩松村がいた。
いや、だからなにこれ
「え。翔太潰れてないじゃん」
松「しょっぴー。Aちゃんと揉めた時に
迎えに来てくれなかったのがトラウマみたいだったから」
田「Aならくると思って嘘ついて呼び出した！」
「おい。田中。なにドヤってんだ？
こちとら先輩だぞ」
翔太の隣に座ると嬉しいのか
頭をグリグリして抱きついてくる。
こんな時ですら可愛く思えてしまうのだから
どうやらわたしも重症だ。
「っていうか。私お風呂入っちゃったし
帰っていいかな？」
渡「おれも、」
「ん。一緒に帰ろ？」
田「えー！もう少し一緒にいようよ！」
「まだ飲むなら翔太置いてくけど」
渡「は？マジ無理。Aと帰る！」
松「マジ飼い主とペットだよね。2人」
渡「おい。誰がペットだよ」
松「自分でわかってんじゃん。
しょっぴーだよ」
翔太を連れてお店を出ると
ルンルン鼻歌を歌ってる。
「お迎え嬉しかったの？」
渡「嬉しいに決まってんじゃん」
「んはは。今日はいちだんと素直だねえ。」
渡「...潰れたって嘘ついてごめん」
「心配しちゃうから今度は素直に
迎え来てって頼んでね？」
渡「んー。来てくれる？」
「ちゃんと来るよ？
こうやって2人でドライブするの
私好きだもん」
渡「えっ！マジ？おれも！
ちょっと寄り道して帰ろッ！」
「ちょっとだけだからね？」
渡「しゃぁぁぁッ！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1806人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちーたろ(プロフ) - みるくさん» 温かいお言葉ありがとうございます！ (10月11日 7時) (
レス) id: 115b870812 (このIDを非表示/違反報告)
みるく - 素敵な長編ありがとうございます！設定がとても良くて、ヒロインちゃん可愛くて楽しかったです。プロポーズしての完結で良かったです！これからの作品も楽しみしています。 (9月27日 12時) (レス) @page30 id: 38cb82c585 (このIDを非表示/違反報告)
ちーたろ(プロフ) - しゅあさん» 温かいお言葉ありがとうございます！とても嬉しいです(^ ^)Twitterでたまに更新してますのでよろしければ是非 (2023年3月25日 19時) (レス) id: e38276c29d (このIDを非表示/違反報告)
しゅあ(プロフ) - 作者さん、この作品を作ってくれてありがとうございました！最初の方からこの作品に惹き込まれて、2日で読み終わってしまいました！最後まさか卒業すると思わず衝撃でしたが、プロポーズの言葉もあり、良かったです！とても良い作品をありがとうございました (2023年3月25日 18時) (レス) @page30 id: d9ff4faa7c (このIDを非表示/違反報告)
ちーたろ(プロフ) - 美紀さん» ありがとうございます🙇♀️当分の間はこちらに残しておこうと思っております🙇♀️ (2023年2月27日 18時) (レス) id: e38276c29d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちーたろ
| 作成日時：2023年2月11日 10時
