雪男の紅一点は佐久間くんと友達以上《桃》

＊ありのままで ページ6

佐「うんめ〜ッ！」

　「(ズルズル)」

佐「A、髪の毛結ぶ？
　 邪魔くさそう」

　「ん！ありがと、」

佐「いいえ〜」



２人でラーメンをズルズル


熱くて鼻水でてくるなんて
慌ててティッシュで鼻をおさえる
Aをみて笑ってしまった。


お前、俺だからいいけど他の
男の人と行った時そんなんしてたら
意識してもらえないぞ？

そう言いかけたけど
そんなこと言いたくなくてやめた。


佐「Aは最近順調なの？仕事」

　「わたし？そうだ！あのね？
　 今度、東京ガールズコレクションに
　 ソロで立たせてもらえそうなの！」

佐「えっ！マジ？すげえじゃん！」
　
　「ホント嬉しくて」

佐「A、モデルの仕事大好きだもんなあ」

　「まだ正式に決まったわけじゃないんだけど
　 夢だったから嬉しくって。
　 決まったら教えるから」

佐「Aなら大丈夫だって！」


嬉しそうに仕事のことを話す
Aが好きだ。

昔からAは仕事の話をしている時が
1番イキイキしている。


ずっと夢だと話していたTGCの舞台に
1人で立ちたいっていうAの夢が叶うなら
その笑顔を守るためなら


俺はなんだって出来るんだよ。

＊鳴り出した着信音→←＊距離感

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