＊繋がる ページ26
岩「Aに出会った時、知っての通り
彼女と別れたばかりでAにも元カノの
あだ名つけたり最低だった」
「それは、ひぃくんが悪いわけじゃ」
岩「Aは元カノが家に来るのみたんだよね？」
「...キスもしてた」
岩「あー。それもみてたんだ」
「ごめんなさい」
岩「いや、Aは悪くないんだけど」
ひぃくんは「それは見られたくなかった」なんて
落ち込みながらあの日の話をしてくれた
突然やってきた元カノみぃさんが
復縁を迫ってきたこと。
キスされた時にどうきていいか分からなかったこと。
その後、私のことが大切だからとキチンと断ってくれたこと
お丸さんから私も元カレに復縁を迫られてたと聞いて
とても焦ったこと
そして
岩「さっきも言ったけどAが好きだよ。
だからこれからも一緒にいて欲しいし
これからは彼女としてそばにいて欲しい」
「ッ、そんなの」
岩「ネックレス、もう一回つけてもいい？」
「、２度と外せないよ？」
岩「え」
「もう、２度と離れてあげれないよ？
やっぱりみぃさんがいいって言っても
離してあげれないよ？」
岩「うん。ずっと俺のこと離さないでよ」
「、わたしね？ひぃくんが元カノみぃさんとの写真を
捨てた時にみぃさんの顔、見えちゃって。
和也く、私の元カレの浮気相手だった人だって
すぐ、分かった、」
わたしから和也くんを奪ったその人は
ひぃくんに大切にされていた人だって知って
すごく苦しくなった。
それと同時に羨ましかった。
和也くんがお家に戻ってきて欲しいって
行った時、あの人とは終わったんだって
すぐに分かった。
だから、あの日。ひぃくんの家に
いる2人を見た時に
「ああ、これが元の形なんだって」
なんだかしっくりきてしまって。
同じみぃでもあの人は私の大切なもの
奪っていくじゃんって。
悔しかった。
だから、だからね？
「ひぃくんの幸せなんてカッコいいこと
いったけど、違う。ただもう、これ以上
惨めになりたくなかった。またあの人に
負けたって思いたくなかったッ、」
岩「ふふふ」
「、笑うとこあった？」
岩「だって、それだけ俺のこと好きだって
ことでしょ？
Aはたくさん傷ついたと思うけど
俺は元カノに感謝しちゃってるよ」
「え、」
岩「俺のことふってくれたおかげで
Aを見つけられた」
「ドM、」
岩「怒るよ」
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作者名：ちーたろ
| 作成日時：2023年1月17日 23時
