◎ 恋をしてみたい《 N.K 》

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「 俺のさ、彼女になってくれへんかなって 」



「 へ？…」

「 何回も言わせんといて！おれは！
好きやねん、Aちゃんのこと！」

「 は？… 」





頭が追いつかないよ

のんちゃんが？わたしを？


友達としてじゃなくって？



「 待って、ちょ、ごめん、えっと… 」

「 ご、ごめんって俺とは付き合えへんってこと？」

「 いや、ちゃうねん、ちょ、待って 」

「 ちょ、落ち着いてAちゃんｗｗｗ 」




わたしは…ただのファンやし

ただの落ちぶれたジャニヲタやん？



「 のんちゃん？熱でもあるの？ 」

「 ないわ！アホ！まぁでも…返事はいつでもええよ 」



「 好きやで、…Aも！のんちゃんのこと！」






勇気振り絞ってわたしがそう言えば

のんちゃんがぎゅううって
わたしのこと抱きしめてくれて



「 …そんなんしってるっちゅーねん 」

「 …なら言わせんといて 」





「 Aちゃん、よーーく聞いて 」

「 なに？」


のんちゃんはわたしの肩を持って、のんちゃんより20cmくらい低いわたしに視線を合わせて





「 Aちゃんにはたくさん寂しい思いさせちゃうかもしらん。けど！
ほんっまに好きやから、おれ 」

「 …うん！」


「 ファンとしても、…あと俺の彼女としても、世界で一番幸せにしたる 」

「 …ゔゔっ、のんぢゃん(涙)」


「 …やから、これからよろしく！」

「 うわ〜ん(涙)だいずぎ！！！！！！！」





夢見てたことが

現実に





なりました






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