兄弟 ページ45
嫁の1人須磨はもう頭の中が大混乱である
須「月藤様!?何してるんですか!?え!天元様の事好きなんですか!?」
貴「いや、そうじゃなくて、いや、好きだけど」
須「やっぱり好きなんですか!?今生の別れでキスしたんですか!?」
貴「須磨さん落ち着いて…」
宇「…どうなってんだ」
宇髄が言葉を発したため全員がそちらを向いた
雛「天元様!?」
宇「体の中の毒が無くなった」
貴「私の中で毒の血清を作って今天元の体に入れたの。もちろん血清が作れるかなんて一か八かだし、時間かかるだろうから戦いに参加できなくてごめん」
宇「だからあの時お前俺の毒を…って作れるかわかんねぇもんに賭けて危険なことすんじゃねぇ!!」
貴「いや、作れなくても私が死ぬことは無いだろうし…」
宇「そうゆう問題じゃねぇ」
宇髄は残った片方の腕でAの頭をなでた
宇「無事でよかった」
炭治郎は禰豆子に運んでもらいながら鬼の頸を探した
すると頸だけになった兄弟の鬼がお互いを責めて罵倒していた
堕「あんたみたいに醜いやつがあたしの兄弟なわけないわ!」
実の兄弟であるはずなのに否定する堕姫を炭治郎は悲しい顔をした
妓「お前さえいなけりゃ!お前なんて生まれてこなければ!」
炭治郎が2人を止めに入ろうとすると後ろから耳を塞がれた
炭「Aさん…」
貴「たった1人の身内に否定されるのは悲しいけどお互い本心ではないことも、お互いで気づくべきだよ」
Aが呟いた言葉が聞こえたのか堕姫はまた泣きじゃくった
堕「悔しい悔しいよぉ!!なんとかしてよぉ!お兄ちゃん!!」
妓「っ!!梅!」
妓夫太郎はきっと過去の、人間だった頃の自分たちを思い出しているのか、人間の頃の堕姫の名を呼んだ
2人の頸はゆっくりと崩れ散っていった
貴「生まれた環境は自分たちじゃ選べない。それでも環境が違えばこんな結果にはならなかったかもしれない」
炭「…Aさん…?」
Aさんの目は酷く悲しい目をしていた
貴「…さて、みんな怪我してるんだし、戦いは終わった!戻ろう」
炭「…はい!」
396人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
鬼狩り - 伊之助は猪でもいいのでは? (2019年11月17日 11時) (レス) id: 08aa0443cb (このIDを非表示/違反報告)
あんや(プロフ) - 宇髄天元の四人目の嫁さん» 蛇柱ですものね、なかなか出てくる場面は少ないかと思いますが考えてみます! (2019年10月13日 23時) (レス) id: aa698dd1b5 (このIDを非表示/違反報告)
宇髄天元の四人目の嫁 - 蛇のが良いと思うのですが… (2019年10月13日 1時) (レス) id: 8067fa906f (このIDを非表示/違反報告)
あんや(プロフ) - 暇人さん» アドバイスありがとうございます!そうですね!次の登場からそうしてみます! (2019年10月12日 17時) (レス) id: aa698dd1b5 (このIDを非表示/違反報告)
あんや(プロフ) - みるく大福“もちもち”さん» ありがとうございます!私も同じく漫画持っていないので一緒にお互い頑張っていきましょうヽ(;▽;)ノ (2019年10月12日 17時) (レス) id: aa698dd1b5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あんや | 作成日時:2019年10月12日 0時