俺のものになってよ【GENE】 (ページ10)

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ずるい亜嵐side ページ10

…なんかさー玲於といい涼太といいすげー機嫌いいんだけどー

隼「何々今度は涼太くんも調子いいんですけどー！？」

涼「うん、可愛い子と出会えちゃってさー」

龍「俺にも降ってこないかなー可愛い子」

メ「降ってきたら怖いでしょ笑」

亜「このあらん様を置いていい思いしやがってー」

なんか涼太が玲於の方をチラチラ見てるけど気になることでもあんのかな。

もしかして、玲於の先輩取っちゃったーなーんて！

俺なんてこの前勝手に送った写真眺めてるだけだぞ？？

玲「亜嵐くん、この前写真勝手に送ったでしょ」

すげー睨んでるじゃーん

亜「いいじゃん、減るもんじゃないない！」

玲「嫌だね」

お、恋する男の子の独占欲か？

亜「玲於はその子に告ったりしないの？」

玲「は！？…できるわけないじゃん」

亜「じゃあ俺しよっかなーてことで連絡先教えてよー」

玲「それも嫌だよ」

亜「けちだなー」

夜仕事が終わってから行きつけのbarに行った。

亜「もーさーマスター聞いてよ！俺のとこのメンバーがみんないい思いしてさー俺だって会ってみたい子いるのに」

マ「女の子？」

亜「そう！美人ちゃん！見てこれ！」

そう言ってこの前玲於の携帯から勝手に送った写真を見せた

マ「確かに美人ちゃんだね笑…この子、知ってるかも」

亜「は！？まじ！？どこで！？」

マ「落ち着けって、知り合いのbarで働いてる奴の写真にいた子にそっくりだけど確証はないな」

亜「ちょ、この子について聞いといてよいろいろ」

マ「覚えてたらね」

世間って狭いんだなー笑

でももし本当に会えるなら玲於には悪いけど狙っちゃうかも。