再会 貴方side ページ1
夜の繁華街。
仕事帰りのサラリーマンが酔ってふらついたり、水商売の女の子たちが営業スマイルで手を振ったり、お店の照明も眩しい。
私は繁華街の少し外れたところにあるbarでバイトをしている。
もちろん繁華街を通るわけだから男の人にも絡まれるわけで
男「ねぇ、これからどこ行くの?」
貴「仕事で急いでるんで…」
男「めちゃ可愛いよね!どこのお店??」
こいつ人の話聞いてる?まず水商売じゃねーし。
貴「だから、大丈夫なんでっ「先輩?」…ん?」
後ろから聞こえた声に目を向けると見覚えのある男の子。
玲「すんません、はぐれちゃって大丈夫っすか?」
そういいながら私の手を握ってその場を離れて行く。
私の高校の後輩、佐野玲於。
男「なんだよー」
男たちをすぐ諦めてどこかへ去っていった。
貴「れ、玲於?だよね?」
玲「何、先輩俺のこと忘れたの?」
貴「そうじゃなくて、なんでこんなとこにいんの?」
歩くのをやめてこちらに振り向いた玲於。
玲「そっくりそのまま返すよ、A先輩。危ないでしょ。」
久しぶりに見る玲於はガタイもよくなって背も伸びたかな、男らしくなってた。
貴「答えになってないじゃん!私はこれからバイトなの!あ、なんならお店くる?barなんだけど一杯なら奢るよ笑」
玲「ふーん、なら行く」
そういってバイト先に玲於を連れて行ったものの他のスタッフの子が裏で大騒ぎ…
女「ちょっとAちゃん!あれってもしかしてGENEの…!!」
女「どうゆうこと!どうゆう関係!?」
貴「あー…高校の後輩」
女「Aちゃんも相当な美人だけどまさかあんな大物と知り合いだなんて…」
みんな私をなんだと思ってんの。
着替えた私はお店に出て店長に話を通すとあっさり了解してそれなりに配慮してくれた。
貴「で、さっきの答えは?なんであそこにいたの?」
そう言いながらカクテルを一杯出す
玲「その方が帰り道に近いと思って通ったら先輩絡まれてたから助けてあげたんじゃん」
貴「どんなタイミングよ笑」
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彩(プロフ) - 面白いです!更新頑張って下さい!あ、多分近いうちにリクエストするかもです! (2018年3月1日 22時) (レス) id: 389a0046af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あんや | 作成日時:2018年2月28日 20時