【ぬら孫・男主】火の鳥少年

捌 ページ11

鯉伴side

最近リオンがおかしい夜に厠に行き戻したり泣いたりしている

それにリクオや親父、組の奴らと話す時には辛そうな顔をする。
俺や若菜と話す時はもっと辛そうな顔をする

あいつはいつも笑顔だが辛い顔にしか見えない

お前はほんとに何を抱えているんだ…

あいつは俺と若菜の子じゃないでも俺や若菜、親父、組の奴らはあいつを家族のように接してる


血が繋がってなくても家族だと思っている。
あいつが辛い時は話を聞いたり怪我をしたりしたら心配もする


だから今あいつが何で辛いのかを知りたい________


夜厠に行った帰りに桜の木の下にリオンがいた

鯉｢リオン｣

主｢！？｣

ぐしぐし ←リオン顔を拭く音

主｢何父さん？｣

鯉｢はぁーお前は何をそんなに抱えてるんだ｣

主｢え？何言って｣

鯉｢俺やリクオ、他の奴にもいつも笑顔で話すけど俺にはつらそうにしか見えねぇ親子だろ話せよ｣

主｢……親子じゃないよ…｣

鯉｢！？何言って｣

主｢親子じゃないんでしょ！！知ってるよ組の奴らが言ってた俺は鯉伴様が拾ってきた子供だって！！薄々きずいてた俺がぬらりひょんのこと聞いても流されたりしたしなんか変だなって思ってた俺だってぬらりひょんの血が入ってるなら教えてくれたっていいって思ってたけど違ったんだ！！聞いた時やっぱりそうなんだって…………うっぐすぐす｣

鯉｢…お前は俺の息子だ血が繋がってなくても親子だ他のやつがどお言おうとお前は俺の子だ！！これからもずっと心配するし辛い時は話を聞くだからそんな辛い顔で笑うな…｣

主｢うっぐす、ずっとここにいていいの？｣

鯉｢あぁ｣

主｢父さんって呼んでいいの？ぐす｣

鯉｢あぁ｣

主｢親子でいていいの？うっ｣

鯉｢あぁずっとここにいてもいいし親子でいていい俺の事も父さんって呼んでいいこれからずっとずっとだ｣

主｢うん！！うん！！うあぁぁぁぁぁ｣___________


鯉｢落ち着いたか？｣

主｢うん…///｣

鯉｢なんだ恥ずかしがってんのか顔赤くなってんぞ笑｣

主｢なっ！赤くなってないし///｣

ぐしゃぐしゃ

主｢父さん何すんだよ！！｣

鯉｢おまえはそれでいいんだよまだ子供なんだからな！！｣

主｢…///｣

主｢なぁ父さんはどこにも行かないよな？｣

鯉｢ん？あまり前だろお前やリクオ組の奴らとかを置いていくかよ｣

主｢だよね｣

主｢ねぇ父さん…今日一緒に寝てもいい？///｣

鯉｢あぁいつでもいっしょに寝てやるよ！｣

主｢うん｣

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