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「ぺーやん何その服、ダッサ。ガラ悪っ。そんなんだから女子に避けられて、隠れてヒソヒソ話されるんだよ。先生にも目ぇつけられるし」


「うっせえな!」


「あたしは事実を言ったまで」





ぺーやんと二人で校門である人物を待つ。


その人物とは





「お、来た来た。おーい、タケミっち!」


「Aちゃん!?ぺーやんくん!?」





タケミチっちの事である。


何でも血のハロウィン、芭流覇羅との抗争の時。


タケミっちがいてくれたお陰で、色々助かった事があったらしい。





「三ツ谷くんとAちゃんはともかく、ぺーやんくん、同中だったんスか!?」


「オウ、ついて来いよ。三ツ谷が手離せねえみてえだから代わりに来てやったんだ」


「ほら、こっち」


「あ、はいっ!」





タケミっちを連れて向かったのは家庭科室。


手芸部の部室ね。


放課後、ここでいつも手芸部の活動が行われてるってわけ。


あたしもちょくちょく来てる。


ちなみにお揃いのあれはまだ半分も出来てません。


進行状況ほんと悪い。


だってあたし、裁縫苦手だし!





「ちょっと林くん!!また部長をたぶらかしに来たの!?」


「いやっ、オレは…」


「ブフッ」


「部長今忙しいから帰って!!だいたい何その格好!?そんな服着てるから先生に目を付けられるんだよ!?」


「安田ちゃんにボロクソ言われててウケる。たぶらかして。だから言ったのに、ふふっ」





ぺーやんの後ろで笑いを堪えきれずに笑ってしまうあたし。


横にいたタケミっちは何が何だか分からないと言った表情。





「どうしたぁ?」


「部長!また林くんが!」


「え、三ツ谷くん!?」





騒ぎを聞きつけて三ツ谷がやって来た。





「おー、タケミっち。そう怒んなって安田さん。オレがぺーやんとAにおつかい頼んだんだ」


「え?Aちゃん?」


「てかあたしいんの、見えてなかった?安田ちゃん」


「林くんの後ろにいたの!?全然見えなかった!」


「ぺーやんがあたしの事を隠すのが悪い」


「お前が後ろからついて来たんだろ!?だったら最初から前歩けよ!」


「やーだよー。ぺーやんがさっさと行くのが悪いんじゃーん」

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Moon(プロフ) - こんにちは(*ˊᵕˋ*)コメント失礼します🙇‍♀️とても、続きが気になるのでよろしくお願いします。m(_ _)m (2023年2月22日 23時) (レス) @page26 id: b2ea47ad96 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぴんぞろ | 作成日時:2021年8月29日 0時

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