キメツ学園の可愛いJK 2

1日彼氏※カナヲさんのリクエスト ページ42

無「てことで、

僕と付き合ってください！」


『無一郎くんなら喜んでー！！』





何やら男共が

「私と1日付き合える権」

を巡って戦っていたらしい。




ジャンケンで。








結果的に勝ったのは

無一郎くんでホッとした。






2人で放課後デート！






無「今日は俺の彼女だから

呼び捨てにしてもいいですか？」


『うんうん！

もちろんだよ！！

敬語も外しちゃっていいからねっ？？』


無「分かった！ありがとう、




A」






なにこれなにこれ！！！


無一郎くんが

大人っぽい！



クール系！？！？






私、呼び捨てに弱いのかな！？





無「Aは、どこ行きたい？」


『決めてなかったかなぁ』


無「じゃあ、一緒に行きたいと

思ってた場所があるんだ」







どこだろう？


無一郎くんセンス良さそうだな〜！




気になって気になって、

駆け足になる。






無「……待って、A」

『？？』





キュ、と手を繋がれる。


しかも恋人繋ぎ！




わー！！

無一郎くんったら大胆！！♡









着いたのはとある

ショッピングビル。



エレベーターに4階まで上がると

そこには

夢の空間が広がっていた。






『…すいーつぱらだいすぅ……！！♡』


無「甘いの好きでしょ？



今日はカップルデーだから

安く食べられるみたいだよ」


『ありがとう、無一郎くん…！

今日しか入れないじゃない！！

お得！！嬉しい！！』



無「Aが喜んでくれて嬉しい！





…1日じゃなくて、

ずっと付き合ったら

いつでも

甘いもの食べれるのに」



『…？何か言った？』

無「んーん。

まだ知らなくていいよ。



僕に勇気が出たら教えてあげる。


さ、行こうか」





私ってやつは…！



最近難聴なんだよなぁ〜〜〜！





取り皿に

チーズケーキやチョコレートケーキ、

プチシュー…などなどを

食べきれるか疑うほど乗っけ、

無一郎くんが座る席へ。




私が頬張る顔を

無一郎くんは優しい目で見るだけ。





…わらび餅食べないのかな……。





『…無一郎くん、

わらび餅食べないの？』


無「A、食べたい？」





くっ……。




とんでもねぇ無一郎くんだ…！






『食べたいに決まってる…！！』


無「もちろんいいよ。


Aのために取ってきたし。




ハイ、あーん」



『あーーーん！！』





うまぁ！！



無一郎くんが彼氏だったらなぁ！！






無「Aが本当に彼女だったらなぁ」

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