くノ一、恐るべし…。 ページ43
師範が蝶屋敷に行ってから
なかなか帰って来ません。
急な任務でも入ったのかな。
でも、そういう時は
必ず鎹鴉経由で伝えてくれる。
今日も、蝶屋敷に行ったってことは…。
『恋の、相談……ッ!?///
………だよ、ねー。
きっと…/////』
須「Aちゃーん!!」
『きゃあっ!!!』
1人でブツブツ言っていたら、
須磨さんが横から
話しかけてきた。
この屋敷のくノ一3人は
変なところで
能力を発揮してくるから困る。
…あ。
それを言ったら師範もか…。
『お、驚かさないでください〜!!!』
須「えへっっっ!!
考え事ですか??」
『まぁ、そんなところです…///』
須「あ!!
分かった!
天元様のことですね!?!?」
『………………へ、』
須磨さん、どうして私の心の中が
読めるの?????
なぁに?
これもくノ一の力??←
『な、なんでですか…?』
須「えーっ。
だって、Aちゃん、
天元様のことが好きでしょ?」
『……………なんで分かったんですか…』
須「おぉ!!!
まきをさーん!
雛鶴さーん!!
正解ですーーーーー!!!」
ま「やっぱりね!!」
雛「どうして隠すの、Aちゃんっ」
天井板が外れ、
上から2人が静かに
降り立った。
罠………?
『や、やっぱりって…』
ま「あー。
最近、Aが天元様を見る度に
顔赤くさせたり、
ニヤついたりするから、
もしかして天元様が好きなんじゃないかって。
3人で話してたんだよ」
い、いつのまに……。
顔、赤くなってた…!?
そしたら、師範にも
バレてるんじゃ!!?
『師範、気づいてますか!?』
雛「その心配はいらないわ。
天元様は気づいてないみたいだから」
『よかった……』
バレてないのなら……。
あんし…。
安心しちゃダメだわ。
この3人は師範のお嫁さん。
自分達以外の女が
旦那を好きになったと
知った今。
怒ってるだろうな。
『ごめんなさい…』
須「どうしてですか??」
『師範は、3人の、
旦那さんなのに…』
そう言うと、
3人は顔を見合わせて、
大爆笑した。
大爆笑した。←
『は、』
ま「べつに怒ってないわよ!」
雛「Aちゃんが4人目の嫁に
なればいいだけだもの!」
須「わぁあ!!
私にも妹分が!!!
大歓迎ですよ!!」
その日宇髄邸から
少女の大絶叫が響いたそうな。
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リータ一 - リクいいですか?宇髄さん(嫁3人有)と遊園地行くっていうのいいですか?もうしていたらすみません!(´・ω・`) (2022年5月4日 10時) (レス) @page11 id: 52c0e09012 (このIDを非表示/違反報告)
白玉の星(プロフ) - ピノ助さん» わぁい!嬉しい!私は元@ですー! (2020年5月20日 21時) (レス) id: 897ea2c55e (このIDを非表示/違反報告)
ピノ助(プロフ) - @さん» ありがとうございます!!画力は金平糖サイズなので、代わりに金平糖あげます!← (2020年4月8日 18時) (レス) id: adff839c97 (このIDを非表示/違反報告)
@ - それと、切実に、画力をくださァァァイ!! (2020年4月3日 23時) (レス) id: 5158f6f325 (このIDを非表示/違反報告)
@ - 追記、返信をぉっ!!くださァァァイ!!! (2020年4月3日 23時) (レス) id: 5158f6f325 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ピノ助 | 作成日時:2019年12月28日 18時