検索窓
今日:1 hit、昨日:16 hit、合計:254,531 hit

ep36 ページ36

次の日仕事が終わり帰ろうとすると目黒さんから話しかけられた。




私も話さないといけないことがある…
ちゃんとはっきりさせておかないと、翔太に謝る前に。





目黒さんと一緒に帰りながらあの日の返事をした。





『私、目黒さんの気持ちには答えられません。すみません。』






目「うん、分かってた。…でも、渡辺さんとしばらく話せてないんでしょ?大丈夫?」






『大丈夫ではないです。でも好きだから…話聞いてもらえるまで頑張ります。』




目「あーあ。渡辺さんが羨ましいなぁ。俺もAさんからそんな風に想ってもらいたかったな。」





切なそうな顔をする目黒さんに、ごめんなさいと謝る。

そろそろ私の家に着くというところで





渡「A!」





翔太に名前を呼ばれて抱きしめられる。






渡「ごめん。俺…怖くて逃げてた。」







翔太が来てくれた嬉しさで言葉にならず涙が溢れてくる。
 





渡「目黒…悪いけどこいつだけは渡せねぇわ。」





そう言って私の手を引いて翔太の家に連れて来られた。







『私、翔太に謝らないといけないことがあるの。』






渡「うん。」





『出張に行った日の夜、目黒さんに告白されたの。翔太に言ったら傷つけると思って隠してた。それに、翔太に黙って目黒さんとふたりでご飯にも行って…私たくさん翔太のこと傷つけてしまった。』
 



もう涙でぐちゃぐちゃになりながら、とにかく伝えたかったことを話す。






『ごめんね。翔太のこと大好きなのに…』






そこまで話すと突然唇が重なる。
息も出来ないほどのキスに苦しくなるけど
嬉しさと安心で幸せな気持ちでいっぱいになる。






渡「俺もごめん。目黒に嫉妬してた。…避けるような態度とって悪かった。」







うんと頷くとまた唇が重なる。




渡「ごめん。もう我慢できそうにない。」





翔太の切ない顔と声に一気に体温が増す。


そのままお互い今までの寂しさを埋め合うように求め合った。




渡「A可愛い。」




翔太に見つめられると今の自分の格好が急に恥ずかしくなり手で隠す。




渡「隠さないで。俺に全部見せて。」




その夜は一晩中お互いを求め合った。

ep37→←ep35 ※nb



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (266 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
996人がお気に入り
設定タグ:SnowMan , 渡辺翔太   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ぴのこ(プロフ) - nagatakumikoさん» 読んでいただいてありがとうございました^ ^⭐︎ (2022年12月6日 21時) (レス) id: 435ab36c5c (このIDを非表示/違反報告)
nagatakumiko(プロフ) - 素敵な作品読みました。最後まで感動的でした。 (2022年12月6日 20時) (レス) @page49 id: cc4ab27b52 (このIDを非表示/違反報告)
ぴのこ(プロフ) - るなさん» コメントありがとうございます^ ^完結まであと少し…ハッピーエンドを見届けてください⭐︎ (2022年12月2日 22時) (レス) id: 435ab36c5c (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - お話面白いです!続きが気になります、どうか早い段階で幸せがもどりますように (2022年12月2日 21時) (レス) @page40 id: c691eeba4c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ぴのこ | 作成日時:2022年11月22日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。