ep80 ページ30
それから翔太はバスケの推薦で○○大学に合格が決まった。
深澤くんも同じ大学で翔太と一緒に推薦で決まったらしい。
みき「あの2人本当にバスケすごいんだね。」
『私たちからしたら全然すごさが分からないけどね。笑』
みき「私たちも頑張らないとねぇ」
『みきはさ、どこの大学行きたいんだっけ?』
みき「私は○○大学だよ!渡辺たちの大学の隣にあるんだけどね」
『そっか。みんな近くていいなぁ〜なんか寂しくなってきた。』
みき「何言ってんの!すぐに会える距離だし、渡辺とも別れるつもりないんでしょ?」
『ないよ!…ないと思いたいけど、翔太一人暮らしするんだって。』
みき「そっか…今のとこからじゃ少し遠いもんね。」
『うん、今は学校でも家でも一緒だから毎日顔見れてるけど、卒業したら毎日は会えないんだなと思うと不安。』
みき「………のろけですか?笑」
『違うよ!真剣に悩んでるの!翔太モテるから大学でも女子に言い寄られるんだろうなって。』
みき「大丈夫だよ。あの渡辺だよ?Aにゾッコンの。笑」
そう言われて嬉しくなるけど、
でも実際にはすれ違いも増えるだろうし…
こんなに悩んでるのは私だけかもなと思って少し寂しくなる。
翔太の合格が決まってずっと気持ちが不安定でそれは翔太にも気づかれていた。
渡「Aなんか最近ずっと元気なくない?」
思い切ってこの気持ち伝えてみようか…
『翔太は私と離れるの寂しくないの?』
渡「離れるって言っても少しの距離じゃん。別れるわけじゃないんだし。」
『…そうだけど。大学入ったら色んな女の子がいるし。』
渡「俺のこと信用できないの?」
翔太が寂しそうな顔して聞いてくる。
『いや、そうじゃなくて!ただ翔太はやっぱりモテるから…心配で。』
渡「俺はAのことしか見えてないけどな。」
そう言ってくれる翔太はどこか寂しそうだった。
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ぴのこ(プロフ) - シュガーリップさん» 読んでいただけて嬉しいです!更新頑張ります(^^) (2022年10月7日 7時) (レス) id: 435ab36c5c (このIDを非表示/違反報告)
ぴのこ(プロフ) - あーりんさん» 続編書くことにしました!応援ありがとうございます♡ (2022年10月7日 7時) (レス) id: 435ab36c5c (このIDを非表示/違反報告)
シュガーリップ - めちゃくちゃ、大好きなお話です!!これからも更新、頑張ってください!! (2022年10月7日 1時) (レス) @page23 id: 1d3ef0ab72 (このIDを非表示/違反報告)
あーりん(プロフ) - 続編ありがとうございます!ラブラブな生活と思いきや、また波乱ですね。更新楽しみにしてます! (2022年10月5日 14時) (レス) id: ad407d4067 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴのこ | 作成日時:2022年10月4日 16時