ep53 ページ3
『ただいまー。』
渡「おかえり。」
リビングからひょこっと顔を出した翔太は朝より元気そうで安心した。
『熱はどう？』
渡「うん、下がったよ。それより腹減ったー。」
『すぐ作るね。』
食べやすいように野菜をみじん切りにし雑炊を作る。
ふたりで食べた後はそれぞれシャワーを浴び、リビングでゆっくり過ごした。
『今日ね、学校で深澤くんとみきが怪しがってた。翔太まで風邪ひいて何したの？って。布団かけないで寝てたからって言ったら一緒に住んでるのバレるから言えなかったけど。笑』
渡「そうなんだ。まぁ布団かけないで寝てたのも原因かもしれないけど…」
『けど？』
渡「Aの寝顔あまりにも可愛いかったから思わず…」
『えっ！？』
私が寝た後にキスされてたの？全然気づかなかった…
想像しただけで顔が赤くなる。
渡「昨日は俺がA寝るまで付き合ってあげたから、今日はAが側にいてよ。」
『え…うん。』
そう言って手を引かれ翔太の部屋に入る。
『お…お邪魔します。』
渡「ん……ここ。」
シングルベッドに翔太が入り、その横をぽんぽんされる。
『えっ！？ここ！？いや、ベッドの横に座ってるからいいよ！』
恥ずかしすぎて可愛くないことを言ってしまう。
渡「俺みたいに風邪引いたらいけないだろ。早く。」
そう言って腕をひっぱられ布団に入る。
翔太はこっちを向いて私を抱きしめているけど
私は真上を向いて天井を見つめる。
緊張しているのが翔太に伝わりませんように…
渡「ぷはっ！A緊張しすぎ！」
『そっ、そんなことないもん！』
渡「じゃあこっち向いて？」
赤い顔がバレないように翔太の胸に顔をうずめる。
渡「…もう本当に可愛すぎてやばいわ…」
翔太のほうを向かされると口に柔らかい感触がした。
『翔太…またうつっちゃう。』
渡「同じ風邪はもううつらないでしょ。笑」
それから何度も角度を変えてキスされる。
『っはぁ、、しょうた、、もう…』
すると突然ガバッと身体を離された。
渡「やばい…これ以上はもう…」
『…えっ…翔太どうしたの？』
渡「まじで今こっち見ないで。もう余裕ないから。」
耳まで赤くして背中を向けてしまった。
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ぴのこ(プロフ) - シュガーリップさん» 読んでいただけて嬉しいです！更新頑張ります(^^) (2022年10月7日 7時) (
レス) id: 435ab36c5c (このIDを非表示/違反報告)
ぴのこ(プロフ) - あーりんさん» 続編書くことにしました！応援ありがとうございます♡ (2022年10月7日 7時) (レス) id: 435ab36c5c (このIDを非表示/違反報告)
シュガーリップ - めちゃくちゃ、大好きなお話です！！これからも更新、頑張ってください！！ (2022年10月7日 1時) (レス) @page23 id: 1d3ef0ab72 (このIDを非表示/違反報告)
あーりん(プロフ) - 続編ありがとうございます！ラブラブな生活と思いきや、また波乱ですね。更新楽しみにしてます！ (2022年10月5日 14時) (レス) id: ad407d4067 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴのこ | 作成日時：2022年10月4日 16時
