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ep67 ページ17

渡「…あいつに何もされてない?キスとか…一緒に寝たり…」
翔太がすごく辛そうな顔をして聞いてくる。


『何もされてないよ。目黒くんの家すごく大きくて…一部屋貸して貰えたからずっとひとりで過ごしたよ。』


渡「良かった。…Aがもう目黒のものになったんじゃないかと思うと…俺、、」

翔太の顔を見ると涙が一つ流れ落ちていた。


『翔太…』


こんなに翔太のことを不安にさせて…
私最低だ…勝手に勘違いして翔太を避けて…


そう思うといてもたってもいられず
自分から翔太にキスをした。


渡「…A」

翔太が驚いた顔で見てくる。


『ごめんね。こんなに翔太のこと傷つけて不安にさせて…大好きだよ。』


渡「俺も…大好き。」


今度は翔太から顔を近づけてきて自然と唇が重なった。

今までの不安と寂しさを埋めるように何度も何度もキスをする。


『ん…っはぁ』


上手く呼吸が出来なくて苦しい
でもすごく幸せで頭がぼーっとする。


渡「…A。ちょっとストップ」


そう言って少し離される。


『…いいよ。』


渡「え?」


『翔太になら…何されてもいい。』


渡「………っ。」


きっと私の顔は今までにないくらい真っ赤になってる。
恥ずかしくて隠れてしまいたいけど、それ以上に翔太にもっと触れたいと思った。


渡「もう…どうなっても知らねぇぞ。」


そう言ってお姫様抱っこされると翔太のベッドに降ろされる。


渡「…本当にいいの?」


『うん。』


渡「俺も余裕ねぇから。…途中で怖くなってもやめてあげられないかも」


『…大丈夫。翔太のものになりたいの。』


渡「…それ反則だろ。」


そう言うと優しいキスからどんどん深くなり、少し開いた口から翔太の舌が入ってきた。

全てが初めてのことばかりで受け止めるだけで精一杯だったけど、
翔太の余裕のない顔も、荒い息遣いも、
全部自分だけに向けられたものだと思うと
幸せな気持ちでいっぱいになった。


渡「A大丈夫?…痛いところとかない?」

『うん。大丈夫だよ。』

渡「ならよかった。」

やっとひとつになれた私たちはそのまま朝まで一緒に寝た。

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設定タグ:SnowMan , 渡辺翔太 , 目黒蓮   
作品ジャンル:恋愛
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ぴのこ(プロフ) - シュガーリップさん» 読んでいただけて嬉しいです!更新頑張ります(^^) (2022年10月7日 7時) (レス) id: 435ab36c5c (このIDを非表示/違反報告)
ぴのこ(プロフ) - あーりんさん» 続編書くことにしました!応援ありがとうございます♡ (2022年10月7日 7時) (レス) id: 435ab36c5c (このIDを非表示/違反報告)
シュガーリップ - めちゃくちゃ、大好きなお話です!!これからも更新、頑張ってください!! (2022年10月7日 1時) (レス) @page23 id: 1d3ef0ab72 (このIDを非表示/違反報告)
あーりん(プロフ) - 続編ありがとうございます!ラブラブな生活と思いきや、また波乱ですね。更新楽しみにしてます! (2022年10月5日 14時) (レス) id: ad407d4067 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぴのこ | 作成日時:2022年10月4日 16時

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