ep51 ページ1
翔太と付き合って半年が経った。
恋愛初心者の私はまだまだドキドキしてばかり。
渡「Aちょっとここ座って。」
『うん。』
ソファに座ると膝の上に翔太の頭が乗る
するとすぐに寝息を立てて寝てしまった。
しばらく私もテレビを見ていたけど、もう23時を過ぎている…明日も学校だしそろそろ寝ないと
『翔太、起きて。部屋で寝ないと風邪ひくよ』
うっすら目を開けた翔太の腕を引っ張って、なんとか部屋まで運んだ。
『おやすみ。』
そう言って部屋を出ようとすると、腕を引っ張られ翔太に覆いかぶさる形で抱きしめられる。
『ちょっ、翔太!?』
渡「A…一緒に寝よ。」
そう言って、翔太の瞼は閉じてまた眠ってしまった。
『…びっくりした。』
そっと翔太の腕から抜け出し自分の部屋に戻る。
翔太無意識だったよね…
しばらくドキドキが止まらなくて寝付けなかった。
———-翌朝
渡「おはよ。」
『おはよう。』
昨日のことは何も覚えてないのかな?
渡「昨日さ、俺どうやって部屋戻ったんだろ。もしかしてAが連れてってくれた?」
『う…うん。』
渡「わー、ごめん。重かっただろ?」
『大丈夫だよ。翔太自分の足で歩いてたし。』
渡「そっか。なら良かった。」
昨日あんまり寝られなかったからかな…
なんか頭がぼーっとする。
渡「…A?」
翔太の手が私のおでこに触れた。
渡「やっぱり、熱あるぞ。俺が先生に言っとくから今日は1日寝てて。」
『…分かった。』
まさか熱があったとは…だから頭ぼーっとしてたんだ。
部屋に戻りまた眠りにつく
どれくらい寝ていたんだろう…
自分の部屋は真っ暗で、もう夜ということだけはわかる
リビングに出てみると、翔太が帰ってきていた。
渡「うわっ。これどうするんだ?」
キッチンでひとり何かしてる。
『おかえり。何してるの?』
渡「わ!Aおはよう。体調はどう?」
『たくさん寝たから少し良くなったよ。』
渡「そっか。A朝から何も食べてなさそうだったからさ…おかゆ作ってみようと思ったんだけど、上手く出来なかったかも…」
そう言って出来上がったお粥を差し出された。
『翔太が…すごい嬉しい!ありがとう。』
そう言うと翔太は顔を赤くして
渡「早く良くなれよ。」
と笑ってくれた。
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ぴのこ(プロフ) - シュガーリップさん» 読んでいただけて嬉しいです!更新頑張ります(^^) (2022年10月7日 7時) (レス) id: 435ab36c5c (このIDを非表示/違反報告)
ぴのこ(プロフ) - あーりんさん» 続編書くことにしました!応援ありがとうございます♡ (2022年10月7日 7時) (レス) id: 435ab36c5c (このIDを非表示/違反報告)
シュガーリップ - めちゃくちゃ、大好きなお話です!!これからも更新、頑張ってください!! (2022年10月7日 1時) (レス) @page23 id: 1d3ef0ab72 (このIDを非表示/違反報告)
あーりん(プロフ) - 続編ありがとうございます!ラブラブな生活と思いきや、また波乱ですね。更新楽しみにしてます! (2022年10月5日 14時) (レス) id: ad407d4067 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴのこ | 作成日時:2022年10月4日 16時