ep56 ページ6
次の日学校に行くと
向「A先輩!おはようございます!」
昨日知り合った向井くんに話しかけられた。
『あ、向井くんおはよう。』
向「今日も相変わらず可愛いですね、先輩!」
『やだ、やめてよ。笑』
後ろに翔太がいるともしらず、向井くんと盛り上がってしまっていた。
向「あ、渡辺先輩!おはようございます!」
翔太に気づいた向井くんが挨拶をする。
渡「おはよ。」
それだけ言って翔太は教室に入っていった。
向「先輩、良かったらたまにバスケ覗きにきてくださいね!俺頑張ってるんで!」
『あ、うん。』
そう言って向井くんも行ってしまった。
翔太なんか昨日から変だな…まともに話せてないし…
放課後、下駄箱で翔太に会った。
『翔太、今から部活?』
渡「あぁ。」
『頑張ってね。』
すると廊下の向こうから誰かが走ってくる音がする
“渡辺せんぱーい!”
そして勢いよく翔太の後ろから抱きつく
渡「やめろ。」
佳奈「何でですか?ちょっとくらいいいじゃないですか。」
そして私がいることに気づくと
佳奈「あれ?渡辺先輩に何か用ですか?」
まるで翔太が自分のものかのような言い方…
イライラしてしまう自分がいる。
『もう終わりました。』
そう言ってその場を離れる。
渡「おいっ!」
翔太が何か言いたそうだったけど振り返らない。
そのままバイト先に向かった。
目「Aちゃん、めっちゃ雰囲気怖いんだけど…何かあった?」
目黒くんは相変わらず私の変化に気づいてすぐに声をかけてくれる。
『彼女がいるのに、他の子に抱きつかれてるのってどう思う?』
イライラしすぎて普通に相談してしまった。
目「えっ…と…、それははっきりさせないとダメだよね。曖昧にしとくと彼女がかわいそうかな。」
『だよね…』
目「それ、Aちゃんの話?」
ふっと笑って仕事に戻る。
目黒くんに変な心配かけちゃったかな…
今日は目黒くんと同じ時間に終わった。
一緒に駅まで行くと、そこには翔太と佳奈がいた。
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ぴのこ(プロフ) - シュガーリップさん» 読んでいただけて嬉しいです!更新頑張ります(^^) (2022年10月7日 7時) (レス) id: 435ab36c5c (このIDを非表示/違反報告)
ぴのこ(プロフ) - あーりんさん» 続編書くことにしました!応援ありがとうございます♡ (2022年10月7日 7時) (レス) id: 435ab36c5c (このIDを非表示/違反報告)
シュガーリップ - めちゃくちゃ、大好きなお話です!!これからも更新、頑張ってください!! (2022年10月7日 1時) (レス) @page23 id: 1d3ef0ab72 (このIDを非表示/違反報告)
あーりん(プロフ) - 続編ありがとうございます!ラブラブな生活と思いきや、また波乱ですね。更新楽しみにしてます! (2022年10月5日 14時) (レス) id: ad407d4067 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴのこ | 作成日時:2022年10月4日 16時