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ep76 ※nb ページ26

修学旅行のグループが決まってから、やたらと鈴木がAにちょっかいをかけてる。

本当は俺以外の男がAに話しかけるだけでも嫌なのに…
そんなこと言ったら嫉妬深い男と思われるから我慢してるけど。


当日の朝も
鈴木「Aちゃん!おはよー!」

って…なんで下の名前で呼んでんだよ。
たったそれだけの事なのにイライラして睨みつける。

鈴木は俺の反応を楽しんでるのか…とにかく腹立つ。

でもAとはグループが違うから仕方なく自分のグループに行く。

同じグループの女たちが
《ねぇねぇ渡辺くん。明日の自由行動一緒に…》

渡「無理。」
そうバッサリ切るのだけど、

《渡辺くん一緒に歩こう》

そう言って腕を引っ張られる。
まじ気持ち悪いから触らないでほしい。
てかこいつらどんだけメンタル強いんだ?
俺の態度見て気づけよ。

早くAに会いたくて、
夜Aの部屋に行くと

みき「Aなら鈴木くんに呼ばれて出て行ったよ?」

渡「え…」

なんか分からないけど嫌な胸騒ぎがした。

みき「…渡辺?」

渡「どっち行ったかわかる?」

あっちの方に歩いて行ったよと指さされ、急いで探しに行く。
なんか嫌な予感がして非常階段の扉を開けると


Aが鈴木にキスされそうになっていた。

渡「お前、ふざけんなよ!Aに触んな!」

急いで駆け寄り鈴木から引き離す

鈴木「なんで?お前だって女の子に腕引っ張られてたじゃん。何が違うの?」

なんだこいつ…俺への当てつけでAにこんなこと…

渡「いい加減にしろよ。」
自分でも驚くほど低い声だった。
殴ってやりたかったけど、Aの前でそんなことはできない。

Aを見れば手も足も震えていた。

渡「まじごめん。もっと早く気づいてあげれてたら…」

 「……何された?」

『…背中触られて…ホック外されて…キスされそうになった。』

泣きながら答えるAを守ってやることができなかった自分に腹が立つ。

渡「俺のせいで…怖い思いさせて本当にごめん。」

『翔太は何も悪くないよ。私がこんなところに着いてきたのがいけなかった。』

Aはいつも俺が悪いとは言わない。自分のせいにしてしまう。だからそこ俺が守ってやらないといけないのに。

俺はホックを付け直し、そっとAにキスをした。

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設定タグ:SnowMan , 渡辺翔太 , 目黒蓮   
作品ジャンル:恋愛
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ぴのこ(プロフ) - シュガーリップさん» 読んでいただけて嬉しいです!更新頑張ります(^^) (2022年10月7日 7時) (レス) id: 435ab36c5c (このIDを非表示/違反報告)
ぴのこ(プロフ) - あーりんさん» 続編書くことにしました!応援ありがとうございます♡ (2022年10月7日 7時) (レス) id: 435ab36c5c (このIDを非表示/違反報告)
シュガーリップ - めちゃくちゃ、大好きなお話です!!これからも更新、頑張ってください!! (2022年10月7日 1時) (レス) @page23 id: 1d3ef0ab72 (このIDを非表示/違反報告)
あーりん(プロフ) - 続編ありがとうございます!ラブラブな生活と思いきや、また波乱ですね。更新楽しみにしてます! (2022年10月5日 14時) (レス) id: ad407d4067 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぴのこ | 作成日時:2022年10月4日 16時

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