ep42 ページ42
気持ちは通じ合ったけど、恥ずかしくてどう接していいか分からない。
『と…とりあえずご飯にしようか』
渡「うん。俺も手伝うよ。」
2人でキッチンに立って晩ご飯を作る。
なんだか新婚さんみたいで緊張してしまう。
渡「今日さ、試合中元気なかったのは、知らない人に色々言われたから?」
『…うん。』
渡「そうだったんだ。A泣きそうな顔してこっち見てるから…心配した。」
『ごめんね。大事な試合だったのに…』
渡「俺こそごめん。気づいてあげられなくて。でも俺はAが見てくれてるってだけで力もらえたから、だから勝てただろ?」
『…うん。』
翔太は恥ずかしくなるほど優しい言葉をかけてくれる。
『試合の後さ、女の子に呼び出されてなかった?』
渡「あー、、でもちゃんと断ったから大丈夫。」
『そっか。』
そう言われても安心できるほどまだ自分に自信がない。
これからもいろんな子が翔太に告白してくるんだろうな
私耐えられるかな…
渡「もしかして不安になってる?俺はAしか見てないから大丈夫だよ。」
翔太こんなに甘々だったっけ?
最初の印象と変わりすぎて戸惑う。
すると翔太の携帯に着信が入った
渡“もしもし。…え!?明日!?…うん、わかった。”
『どうしたの?』
渡「Aの父さんと俺の母さん、明日帰ってくるって」
『うそ!どうしよう!』
渡「焦りすぎ。笑
俺たちのことはとりあえず黙っておこうか、
またゆっくり話せばいいよな。」
『そうだね。』
お父さんたちもう帰ってくるんだ。
それが当たり前のことなのに、翔太と2人の時間がなくなることがすごく寂しく感じてしまった。
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ぴのこ(プロフ) - あーりんさん» 応援してくださってありがとうございます!続編も頑張って書きます♪ (2022年10月4日 17時) (レス) id: 435ab36c5c (このIDを非表示/違反報告)
ぴのこ(プロフ) - かのさん» 楽しみにしてくださってありがとうございます!続編も是非読んでもらえたらと思います(^^) (2022年10月4日 17時) (レス) id: 435ab36c5c (このIDを非表示/違反報告)
ぴのこ(プロフ) - ともさん» ありがとうございます!続編書くことにしました^ ^ (2022年10月4日 17時) (レス) id: 435ab36c5c (このIDを非表示/違反報告)
あーりん(プロフ) - 毎日更新楽しみにしてました!続編希望です! (2022年10月4日 14時) (レス) @page50 id: bd02f04d72 (このIDを非表示/違反報告)
かの - 凄く面白くて毎日ドキドキしながら見てました!🥰 続編読んでみたい… (2022年10月3日 23時) (レス) @page50 id: b976de92db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴのこ | 作成日時:2022年9月28日 20時