ep25 ページ25
深澤くんとみきのところへ戻ると
みき「A大丈夫だった!?」
深「Aちゃん心配したよ〜」
ふたりとも心配してくれていた
『うん、もう大丈夫。ありがとう。』
後から少し遅れて翔太が帰ってくる
深「珍しくなべ焦ってたな〜!」
渡「うるせぇよ」
にやにやしながらいじられていた
晩ご飯も食べ終え
キャンプファイヤーが始まる
この時間が終われば
翔太はまりちゃんの所へ行ってしまうんだ
隣にいるのになんだか遠い
私なんでこんなに翔太のこと考えてるんだろう
翔太が誰と付き合おうと
私には関係ないじゃない
それに血は繋がってないかもしれないけど
兄妹になったんだから…
だから家族として、翔太の幸せを願わないといけない
この気持ちに気づく前に
そんなことを考えていると
涙が頬を伝ったのに気づく
あれ?私泣いてる…
隣の翔太が私の顔を覗き込んでくるから
思わず翔太の方を向いてしまった
渡「えっ?お前…」
泣いているのがバレてしまう
すぐにうつむくと
後ろから声がかかった
まり「翔太くん。行こう」
気づけばキャンプファイヤーは終わっていて
まりちゃんが翔太を呼びに来た
神様はなんて意地悪なんだろう
行かないでと言える関係でもないし
そんな勇気もない…
渡「…うん。」
私のことを気にしつつも翔太は行ってしまった
みき「Aバンガロー戻ろっか」
そう声をかけられるけど
今顔をあげると泣いてるのがバレてしまう
みき「えっ!?A泣いてる!?」
『私ちょっと落ち着いたら戻るね!!』
走ってバンガローとは反対の森の方へ逃げた
とりあえず今はひとりになりたい
無我夢中で走る
ぐきっ
『いたっ!!』
足場も悪く薄暗い森の中で足を挫いてしまった
『もうやだ…』
その場に座り込み気持ちを落ち着かせる
私何してるんだろう
泣いてるし、こんな所で足挫いてるし
カッコ悪いし恥ずかしいし
翔太もみきにも
どんな顔して会えばいいか分からない
1221人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぴのこ(プロフ) - あーりんさん» 応援してくださってありがとうございます!続編も頑張って書きます♪ (2022年10月4日 17時) (レス) id: 435ab36c5c (このIDを非表示/違反報告)
ぴのこ(プロフ) - かのさん» 楽しみにしてくださってありがとうございます!続編も是非読んでもらえたらと思います(^^) (2022年10月4日 17時) (レス) id: 435ab36c5c (このIDを非表示/違反報告)
ぴのこ(プロフ) - ともさん» ありがとうございます!続編書くことにしました^ ^ (2022年10月4日 17時) (レス) id: 435ab36c5c (このIDを非表示/違反報告)
あーりん(プロフ) - 毎日更新楽しみにしてました!続編希望です! (2022年10月4日 14時) (レス) @page50 id: bd02f04d72 (このIDを非表示/違反報告)
かの - 凄く面白くて毎日ドキドキしながら見てました!🥰 続編読んでみたい… (2022年10月3日 23時) (レス) @page50 id: b976de92db (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ぴのこ | 作成日時:2022年9月28日 20時