甘く溶け合う…。(A×N only)7 (ページ9)

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N side

相葉さんの膝の上で、後ろからきゅって抱きしめられながら、オンエアを観る。

時々ゆらゆら揺れるのがちょっと落ち着く。

収録中俺がニマニマしてたのがバレてかなり恥ずかしくて、

相葉さんが頭にキスしてくるのも恥ずかしくて顔が火照る。

「ほんとにすごいよなぁ。」

相葉さんがつぶやく。

「何が？」

振り返ると相葉さんと目が合う。

「だって俺らだけ同じ曜日に生まれたんだよ？五人いて、俺らだけ。」

「確かにね。」

今まで気にしたこともなかったけど、

そう言われるとちょっとすごいなって思う。

占いがあるとなんだか生まれた曜日まで特別に感じてしまうから不思議だ。

しかも相葉さんと同じ。

「運命感じちゃうね…」

そういって笑う相葉さん。

「おまえよくそんなこと平気で言えるよな」

「にのちゃんだって思ってるくせに」

「まあ…そうだけどさ。」

俺だって内心ちょっと自慢したいくらい運命的だなーなんてちょっとロマンチックなことを思ったりもする。