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N side
__後日
オンエアを二人で観る。
何故か二人で。
「にのちゃん、dボタン押して？」
「なんで？」
「いいからいいから。」
そういわれしぶしぶdボタンを押す。
____は？
一気に顔が赤くなる。
「おまえさあ、知ってる？これ、メンバーにクレームはありませんか？だよ？」
「わかってる。だってなかったもーん。」
「違う。そっちじゃない。」
「ん？」
あー、もう！
「なんで俺だけ個人的に名前出されてんの？」
「いいじゃんいいじゃん。」
この人はほんとに…
「にのちゃん自慢させてよたまには」
そういって涼し気な顔で笑う。
対照的に俺の顔はどんどん熱くなってくる。
いや、嬉しくなくもないけどさ…
はー…
俺はこの人に振り回されてばかりだ。
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作者名：chiha | 作成日時：2016年5月29日 18時
