甘く溶け合う…。(A×N only)7 (ページ18)

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N side

「パーティーっぽくなったね！」

笑顔で喜ぶ彼。

誕生日をこんなに祝ってもらうのは初めてで、

しかもそれが相葉さんで、なんだか恥ずかしいような嬉しいような不思議な気持ちになってくる。

「今日はハンバーグつくるからね！」

「材料は？もう買ったの？」

「さっきにのちゃんが寝てる間に買い出し済ませちゃったから大丈夫！」

そっか。

起こしてくれても良かったんだけどなー。

そう呟くと、

「だめだめだめ！にのちゃん起きてても連れていかないつもりだったし！」

なにそれ、サプライズってやつ？

「なんか怖くなってきた。」

「大丈夫だから！大丈夫！」

慌ててフォローしようとする相葉さんが面白くて笑ってしまう。

とはいえまだ16時にもなっていない。

「これからなにすんの？」

「のんびりタイム！ゲームでもなんでもしていいよ？」

「フリー？」

「うん！」

俺もちょっと休憩ー。

そう言って寝転ぶ彼。

ゲームしてもいいかな…とも思ったけれど、たまにはこんなのも悪くないなって思って、彼の隣に横になった。