親友と一緒にトリップしたけど...お前ら何処行くつもりだァっ！！【文豪ストレイドッグス】

７トリップ《武装探偵社》前編(内容を変更させて頂きました) ページ9

優梨side
あれから皆で騒いで中身を見ていた。
神様が祝い品としてくれたのは携帯とスマホだった。携帯は日常的にキャラ達の前でも使えるから。スマホは、暇だったらゲームもしたいだろうし、便利だから、だそう。
そして、それぞれの必要なものを貰った。
私の場合は鍵だ。灰色の、至ってシンプルな。
赤く細いリボンが蝶結びにしてあった。
それにチェーンを通して首にかけた。
そして、今度こそは行ってきますと外に出た。
さて、ここら辺の地理感覚はないしなぁ...
ん、ちょうどいい所に人を発見。
私お得意の演技を使う。私、身長143.7センチ(ガチで)だから、10歳程度に見られるんだよね。


優梨「...お、お姉さん...ヒック」
しゃっくりしてるんじゃないよ？泣き真似だよ？
「ん？どうしたの？」
優梨「あ、あのね...私のお、お母さん...知らない？」
「はぐれちゃったの？」
優梨「そう！お母さん、どっか行っちゃったの。喫茶店うずまきって所に行くって言ってたの」
「あぁ、あそこね！いいわよ、連れて行ってあげる」
優梨「いいの！？えへへ、お姉さんありがとう！」
お姉さんは照れたように肩をすくめる。
傍から見たら年の離れた姉妹にしか見えないんだろうなぁ(遠い目)



なんやかんやでうずまきについた。
優梨「...あ！お母さんいた！うふふ、本当にありがとうね！優しいお姉さん！」
「いいのよ、じゃあ、今度はお母さんとはぐれないようにね。」
優梨「うん！ばいばーい！」
よし、演技終了。ここからはどんなことが起きてもいいように集中しないと。
お姉さんがいなくなったのを確認して階段を登る。



...ここか。いざ来ると緊張するなぁ。

ガチャッ

与謝野「ご依頼です...か...！？」

よ、与謝野さんもいる...解体されないかな
何やらちょっと話をしてたらしくちょうど
諭吉さんもいる。
...！？...あ、あああえ...ら、ららら

乱歩しゃ！？
ひえぇ...生乱歩さん...！？
ハッ...しっかりしろ私！今の私はブラックシャドウの4代社長なんだ！

福沢「.....迷子か？」

黙りこくってたら迷子扱いされたァ！？
あ、待って、諭吉さんの万年筆取り上げてない。あれは危ないよ。

深呼吸をひとつする。

優梨「...............異能力」





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よし、いい感じのところで次のページへ！

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