02. ページ3
.
それから英くんと話してたらあっという間に教室に着いた。
無気力そうだから会話が弾まないと思ってたけど…
席どこだろう…と迷っていると
「A」
と、英くんが呼びながら手招きをしていた
_え、もしかして……
まさか、なんて思いながら英くんのところに行く
「俺の隣」
……まさかだぁ
席の場所は1番後ろの窓側。 その隣が英くん。
「、!ちょっと不安だったから英くんの隣で嬉しいっ。これでいっぱいお話できるね、! 」
なんてちょっと頬を赤めながら言ってみれば、
「…っ 俺も…」
と言って、うつ伏せになった。
_髪の毛の間から見える耳は真っ赤だった。
んー、英くんかわいいなぁ……
もっともっと私に溺れさせちゃお♡
私も自分の席に座って、これからの事を考えてると、
キーンコーンカーンコーン、とHRの開始を告げるチャイムがなり、担任の先生が入ってきた。
気だるげで眠そうな顔をしながら、まだ立っている生徒に座るよう呼びかけている。
先生イケメンだ……
「じゃあ、HRやるぞー」
そしてHRが始まった。
HRの内容はまぁ、自己紹介とか先生からの一言とかそんな普通のこと。
そして、今自己紹介の最中で次は私の番だ。
「はい、次。」
「はい。天使Aです! ”てんし”じゃなくて”あまつか”っていいます。 みんなと沢山お話して仲良くなりたいですっ 」
パチパチパチ
「わー、めちゃくちゃ可愛い」
「後で話しかけてみようよ」
「俺 てんしって呼んでたわ」
「てんしでもよくね?てんしじゃん。」
なんて、拍手とともにそんな声が聞こえてくる。
あえてここでは噛まない。わざとらしいかもだし、男子はおとせるけど、女子はきっと敵に回っちゃうから。
クラスは男女構わず味方にしといた方がいいよね、?ふふっ
……このクラスにはオモチャもいないみたいだし…
なんて考えてたら次は英くんの番だ。
「はい。次ー」
「国見英。 バレー部に入ります。 よろしく」
と、簡潔に言ってまたうつ伏せになる。
なんだか面白くて少し くすっ と笑うと、
「何笑ってんだよ、」とちょっと照れたように言ってきて、 ふふっ なんでもない と返せば 「あそ、」とだけ言ってまた伏せた。
_んー、ほんとかわいい
.
そしてHRは終わった。
続く (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←01.
52人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みとみ - 続き見てみたいです!更新してくれたら嬉しいです! (2022年12月10日 12時) (レス) @page3 id: d40c103c61 (このIDを非表示/違反報告)
もやし(プロフ) - うわぁ面白そう感がぷんぷんしまくってますね!!!すごく楽しみです更新応援してます!! (2022年8月27日 0時) (レス) @page3 id: 77e0c52675 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 続きが速く見たいです (2022年6月17日 18時) (レス) @page3 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
ぴの。(プロフ) - nanaさん» コメントありがとうございます☻かたつむり更新で申し訳ないですが、頑張ります!!! (2022年2月21日 23時) (レス) id: edb4e8de34 (このIDを非表示/違反報告)
nana(プロフ) - 面白そう!更新待ってます! (2022年2月13日 5時) (レス) @page2 id: 7f38ffe42c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ぴの。 x他1人 | 作成日時:2022年1月22日 16時