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なんとか ページ4
佐「へぇ、そんなことがあったんや。」
貴「ほんまありえへん！！」
なんとか始業のチャイムに間に合い、1年生の頃から仲のいい男友達、佐野晶哉に話を聞いてもらってる。
晶哉は、同い年やけど落ち着きがあって、
ほんわかしてて、一緒にいて楽しい。
そして頭いいねん。あたしと違って。うう。
佐「名前、なんて言うん？」
貴「えっとー…」
まずい。名前なんやったっけ。
あたしから聞いたのに、さっきのダッシュで全部忘れてもうた。
貴「とりあえずな、髪の毛が奇抜で、背ちっさくて、顔は…んーあたしの好みではない。」
佐「Aの好みなんか聞いてへん(笑)」
同じ学校なんはわかったけど、どっかで会うやろうし…まぁいいか。
別に会いたくもないしな。あんな失礼なやつ！！
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作者名：ぴのたん | 作成日時：2019年12月9日 12時
