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WZ「ほかに感想は？」
『何、これじゃ足りなかった？(笑)』
すると彼女はゆっくり俺に近づいて、俺の手を握った。
『ありがと』
WZ「素っ気ないな相変わらず(笑)」
『今回は翻訳するの難しいな』
あの頃より少し伸びてふわふわのパーマのかかった髪は、うす暗い作業のパソコンの光に反射してキラキラ光っているように見えた。
この曲を作るとき、真っ先に浮かんだのはほかでもなくAの顔だった。
Aのための曲を、Aが1番なじみのある言葉で、
俺たちにとって花のような彼女に、自分たちの歌で伝えたかった。
『ウジの歌詞はほんとに甘いね、胸が苦しくなる』
WZ「お前が関わると余計」
『...酒でも飲んでる？(笑)』
WZ「いや？(笑)
今回のコンセプトリーダーは紛れもなくAだから
お前の好きなように表現していいよ
お前のための曲なんだから」
『...やっぱり変だ(笑)
でも嬉しいよジフナ、やっぱなんでもお見通しなんだね』
WZ「何年一緒にいるとでも？(笑)」
例え今の現状がAを迷わせていたとしても、
彼女のまま今まで通りいてほしいと思った。
すこし照れながら下を向いて笑う彼女の笑顔は、何年経っても綺麗で儚い。
『あー、なんか暑くなってきたな、カフェでも行く？』
WZ「俺がカフェ好きじゃないの知ってるだろ」
『いいからいいから、おごってやるよ〜
いつものあれでしょ？アイスアメリカーノ(笑)』
へらへらと笑うAの背中を追いかけるように、俺も薄暗い作業室を後にした。
＿＿＿＿＿呼ばれたままに Fallin’暖かな胸に
ぼやけてた未来も 君と出会って鮮明になる
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ぴのん(プロフ) - ヒナさん» ありがとうございます(；A；)がんばって書いた甲斐がありました！！！ (2020年11月16日 15時) (
レス) id: 7ddddb4d6e (このIDを非表示/違反報告)
ヒナ(プロフ) - めちゃめちゃ面白いです^_^ 鳥肌立っちゃいました笑 (2020年11月15日 21時) (レス) id: 3ac5fe7ed6 (このIDを非表示/違反報告)
ぴのん(プロフ) - ひなさん» どちらも読んでいただきありがとうございます！！！こっちはヌナにしてみました( ´ ` )これからもよろしくお願いします！ (2020年11月1日 0時) (レス) id: 7ddddb4d6e (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - マンネちゃんも好きですがこちらのお話も楽しませて頂いてます(*¨*)ヌナかっこよすぎます……！！ (2020年10月31日 20時) (レス) id: 45fce70ee0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴのん
| 作成日時：2020年10月30日 10時
