第10話 ページ11
＿＿＿＿
皆様お久しぶりです、東雲Aです。
乾家放火事件から約1年が経ちました。
あれから私は退院してすぐにココくんのお手伝いを少しだけさせていただき、無事赤音さんの意識を取り戻すことができました。
私の顔には青宗くんと反対の火傷跡。
お母さんと赤音さんには泣かれてしまいましたが、人生の勲章ということで自分では気に入っております。
そして今日は万次郎くんにお誘いをいただき、ただいま神社へ向かうところです。
迎えに来てくれたのは三ツ谷くん。
彼のコールの音を聞いてバイクの魅力に気づいたと言っても過言ではありません。
｢三ツ谷くん、おはようございます！｣
｢…ん、おはよ｣
｢万次郎くん、急にどうしたんだろーね｣
まぁ、私はこの後何があるか知っているのですが。
きっとこれから私は東京卍會創設の瞬間に立ち会えるのでしょう。名誉です。
失礼します、と言って彼の腰に腕を回し、神社まで超特急で向かいます。
｢…あのさあ、｣
バイクや車の排気音が響く中、三ツ谷くんの一言。
｢はい！なんですかー？？｣
｢A、マイキーのことなんて呼んでる？｣
｢え？万次郎くんですかね…？？｣
｢で、俺のことは？｣
｢三ツ谷くんですかね？それがどうかしたの？｣
いつもスマートな三ツ谷くんとは思えない、たじろいだ声に疑問を覚えました。
｢いや、その、
俺のことは、名前で呼んでくんねぇの…？｣
チラッと少し上の方を見てみると、彼の熱くなった耳。
精神年齢はさておき、現世では一個下の彼。
かわいい、なんてかわいいのでしょうか。
そんなの、いいに決まってるじゃないですか！
｢じゃあこれからは隆くん、だね！｣
｢…ッ、オマエほんとズリィわ！！！｣
｢えぇ？？！｣
……心外ッッ！！
少しの間走っていると、前には見慣れた3人の姿が。
｢オレの
｢オレの
続けて、せまいよオマエら、と笑っておりました。
これは一ファンとして見逃せない原作シーン。幸。
そして後ろからもうひとつの気配が。
特徴的な排気音に、目立つロケットカウル。
｢＿＿＿重力圏内で争うなよ、醜いぜ？｣
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ぴの(プロフ) - 青いGさん» コメントありがとうございます！！めちゃくちゃ嬉しいです…！！続編迷ってたんですけど書こうと思います！！本当にありがとうございます！！！ (2021年12月11日 23時) (
レス) id: 49dec086fe (このIDを非表示/違反報告)
青いG(プロフ) - 夢主ちゃんが可愛すぎてもう…やばいです…(語彙力)私の大好きな話の構成で、スマホぶん投げました。マジでこの作品大好きです！応援してます！更新頑張って下さい！！ (2021年12月11日 20時) (レス) @page50 id: 43df3075c0 (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - 愛実さん» コメントありがとうございます、お返事が遅くなってしまい申し訳ありません(><) 敬語なのも一人称が俺なのも私のこだわりなのでふれてくださって嬉しいです〜！！今のところマイキーオチですが、色んな絡みさせたいですかね^^ありがとうございます！！ (2021年11月22日 21時) (レス) @page33 id: 776b5c71fe (このIDを非表示/違反報告)
愛実 - 初コメ失礼します！夢主ちゃんまさかの『俺』、尊い゛…。そして敬語なのも好きです…🥰文才&語彙力がありすぎて感動してしまいました…！これからも応援させて頂きます！！あと、この作品はマイキーオチですか？更新頑張って下さいっ！ (2021年11月16日 21時) (レス) @page29 id: e769ed5532 (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - 不思議の国の有栖さんさん» コメントありがとうございます！！何それ可愛い(；；)♡ぜひぜひやらせてください！！ (2021年11月7日 16時) (レス) id: 776b5c71fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴの | 作成日時：2021年10月31日 21時
