検索窓
今日:1 hit、昨日:4 hit、合計:5,126 hit

始まり ページ3

『あ、あの!』


話したことのない人に話しかけるのはとても緊張する。

しかも、先輩。

しかも、先輩は端正な顔立ちで女の子からとても人気がある。


自分でわかるほど心臓がバクバクしていて身体が震えている。




「えーっと...練習見に来てくれてた子だよね!」


綺麗な顔から優しい笑顔。

きっと女の子たちはこの笑顔にやられるのだろう。



私がそんなことを考えているうちに先輩が先に口を開いた。




「どうしたの?俺になんか用?」


私から話しかけたのに何も話さない私を
不審に思ったのか整った顔が少し崩れている。




『あ、すみません!


違ったら申し訳ないのですが...





足、痛めてますよね?』



そう言うと先輩は驚いたように目を見開く。



「...君、何年?

2、3回練習見に来てたよね?」




うん か いいえ


その答えが返ってくると思っていたのに
見当違いの質問に驚いた。

それに私が3回ほど練習を見に来ていたのを知っていたなんて。



『1年の芹沢Aと言います。

友達に誘われて練習を見に来てました。

さっきのサーブ練習のときから及川先輩の動きがいつもと違ってて。

足を庇ってる感じ、でした。』



私がそう答えると



1年生の子かー

とか

岩ちゃんも気付かなかったのに



と1人でブツブツ言ったあと、




「うん!そう!足ひねったんだ。」


『やっぱり...!無理しないでくださいね、お大事に。』




及川先輩はキャプテンでセッターでチームの要。

怪我で出来なくなったら大変だ。



『じゃあ、』



「待って!」







「あのさ、




·





·







·







·







·





·






·






俺らのマネージャーやってくれない?」




『え?』



及川先輩は少しぶっ飛んだ人だった。

出会い [岩泉一]→←attention



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 6.5/10 (59 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
29人がお気に入り
設定タグ:ハイキュー , 青葉城西
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ぴのん(プロフ) - バレーボーラーさん» もっともっと面白いと思えるような作り頑張ります!!待っててくださいね?笑 (2022年8月13日 6時) (レス) id: 6abbd94f19 (このIDを非表示/違反報告)
ぴのん(プロフ) - かのん@._.さん» コメントありがとうございます!!ほんとですか!?低評価ついているのは皆さんを不快な気持ちにしているのかと思っていましたが好んでくださるんですね!!嬉しいです!本当にありがとうございます! (2022年8月13日 6時) (レス) id: 6abbd94f19 (このIDを非表示/違反報告)
ぴのん(プロフ) - 栗田ちゃんさん» コメントありがとうございます!!低評価ついて心折れかけていたのですが栗田ちゃんさんのコメントのおかげで頑張れそうです!!! (2022年8月13日 6時) (レス) id: 6abbd94f19 (このIDを非表示/違反報告)
ぴのん(プロフ) - めろんさん» コメントありがとうございます!!私も青葉城西大好きなんです〜!これからも頑張れそうです! (2022年8月13日 6時) (レス) id: 6abbd94f19 (このIDを非表示/違反報告)
バレーボーラー(プロフ) - とっても面白いです!更新頑張ってください! (2022年8月12日 12時) (レス) @page4 id: 982dc9d05b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ぴのん | 作者ホームページ:ありません!  
作成日時:2022年8月11日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。