なんの変哲もない短編集 (ページ2)

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I hope you will be happy.１ページ2

Kym

『松村北斗結婚報告』

kym「、、、えっ？」

思わずスマホを落としそうになるのを必死に堪えて

スマホを握りしめた

朝、仕事前にすることがなくマネージャーさんを待っている時間にニュースのアプリを開いた

おすすめニュースの欄に出てくる『松村北斗結婚報告』の文字

現実を知ってしまった今日も朝からグループでの雑誌の仕事があり、

嫌でも、あの人に合わなければいけない。

愛していたメンバーの結婚報告をまさかニュースで知ると思ってもなかった

普通事前に教えてくれるもんでしょ？

そういえば、北斗と別れてすぐに携帯変えて

連絡先個人で交換してなかったんだ

報告するなら、個人の連絡先で教えてくれるはずだもんな

でも、元恋人になんて伝えたくないか

しかも、まだ自分のことを想っている人になんか

タイミングがいいのかわからないけど、マネージャーさんからの連絡が入った。

このまま家にいたら、泣いてしまう

kym「マネージャーさんありがと」

あってすぐ感謝を伝えると微笑まれた。

車に揺られること約10分、車に北斗が乗ってきた。

入ってきたことはわかっていたが目を合わせたくなかったので適当に眠っているふりをしていた。