04*和side ページ4
"風邪ひかないようにな？"
翔ちゃんの言葉が頭の中で反復する。
頭を撫でてくれたときの感覚を思い出すと、罪悪感が膨れ上がる。
俺、もう風邪引いてるんですよ…？
もし、悪化なんてしたら…相葉さんが…
あの人も責任感じやすいから。
和)はぁ…グズっ…
鼻を啜りながら自然と溜め息が出る。
潤)どした？具合悪くなったか？
潤くんに聞こえちゃってたみたい。
和)大丈夫です。なんでもありませんから…グズっ…
潤)ならいいけどさ。
そう言ってまた前に向き直る潤くん。
森)二宮さん？そろそろつきますよー。
それと同時位に森本さんの声が到着を知らせる。
和)ありがとうございましたー。相葉さん？足、お大事にしてくださいね？…それと、ちゃんと休んでくださいね？それでは皆さん、お疲れ様でした。
荷物を持って、車のドアを開ける。
夜の冷たい空気が中に流れ込んできた。
車を降りて、今にも走り出そうとしている車に手を振る。
相葉さんが心配そうな顔で少し開いた窓の隙間からこっちを見てたから。
その目の色が悲し過ぎたから。
そんな彼を乗せて、車は発進した。
エンジン音を残して国道の向こうに走り去った車を見送ったあと、荷物を背負って踵を返す。
さっきから痛みのぶり返した左足を引きずるようにしてゆっくり歩く。
池に落ちたとき捻ってしまったらしい。
みんなには言わなかったけど。
このくらいの怪我、言うほどでもないし。
和)…はぁ…はぁ…
寒さと痛みのせいで、部屋につく頃にはすっかり息が上がってしまった。
ソファに沈みこんで息を整えながら、シャワー入らなきゃなぁなんて考える。
のそのそと立ち上がって
浴室に向かった俺の鞄の中でケータイが着信を知らせていた。
でも、俺がその事に気付くことはなかった。
シャワーを浴びたあとすぐに寝ちゃったから。
和)…んぅ…ゲホゲホッ…
自分の咳で目が覚めたとき時間は８時。今日の入り時間は９時。
和)…うわっやべっ…ゲホッ…
明らかに昨日より重くなってる体を無理やり起こして支度を始める。
朝飯は…いいや。
引き出しから引っ張り出した薬を口に放り込んで、家を飛び出した。
一瞬、薬はなんか食べてから飲め。なんて、昔誰かに言われたような気がしたけど気のせいだと思い直して、車に乗り込む。
なんとか間に合いましたね。
気持ちを引き締めて、俺は局にはいって行った。
ラッキーアイテム
革ベルト
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ぐみぃ☆(プロフ) - ゆうさん» ご意見ありがとうございます！がんばります^^ (2012年12月16日 20時) (携帯から) (
レス) id: 09aee23d78 (このIDを非表示/違反報告)
ぐみぃ☆(プロフ) - ニノ担さん» ありがとうございます♪ 本当に助かります☆ (2012年12月16日 7時) (携帯から) (レス) id: 09aee23d78 (このIDを非表示/違反報告)
ぐみぃ☆(プロフ) - 愛和香さん» ご意見ありがとうございます♪がんばりますね！ (2012年12月15日 21時) (携帯から) (レス) id: 09aee23d78 (このIDを非表示/違反報告)
愛和香(プロフ) - 初めまして(^-^)ずっと読ませていただいていました！私もニノちゃんonlyがいいです。応援していますので更新無理せず頑張ってください(p^-^)p (2012年12月15日 21時) (レス) id: 4b4527e477 (このIDを非表示/違反報告)
ぐみぃ☆(プロフ) - suzuさん» ご意見ありがとうございます！助かりました♪ (2012年12月15日 21時) (携帯から) (レス) id: 09aee23d78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぐみぃ☆ | 作成日時：2012年10月20日 17時
