11*和side ページ12
相変わらず体調は最悪のまま本番を迎えてしまった。
今朝飲んだ解熱剤は全く効いている様子もなく。
やっぱ古すぎたか…。
だけど、仕事に私事は持ち込めない。
熱があれば休めるなんて、そんな甘いせかいじゃない。
第一、俺一人のせいで収録がおしちゃったりする事だけは絶対避けたい。
けど、すでに四人にバレていることは分かっていた。
だって物凄い視線を感じる。
いくら映って無いからって、収録中なんだからそんな辛気くさい顔しないでくださいよ。
がんがん鳴ってる頭でそんなことを考えながら、一生懸命笑顔を作って。
率先して喋って。
次は俺たちの番って時。
準備のために一度はけた俺たち。
裏でイヤモニをつけられて、一気に音声が耳に流れ込む。
和)…うぅ…っ…
直接頭に響くのがなんとも不快で思わず声が出てしまった。
雅)ギリギリまでイヤモニ外してな？
相葉さんが背中を摩ってくれる。
何となく安心して、俺より少し背の高い彼の肩に頬をつけてみる。
そんな俺の心境も解ってくれて、優しく抱き寄せてくれる相葉さん。
その時他の３人が呼びに来た。
潤)そろそろ出番だって。和？無理するなよ？
翔)辛くなったらいつでも言ってな？
智)相葉ちゃんも無理しないでね？顔色よくないよ？
相葉さんはびっくりしてたけど、とりあえずスタンバイするためにたちあがった。
ス)嵐さん入りまーす。
スタジオ入りして、皆で並ぶ。
すぐに声がかかって曲が流れ出した。
激しい振り付けで息が苦しい。
それに足が尋常じゃないくらい痛い。
なんどもよろけそうになるのをなんとか堪えて、やっと曲が終わった。
カットの声と共に足から力が抜けて。
隣にいた潤くんのほうに倒れてく。
潤)和！大丈夫か？
和)へー…き…ごめ…ね？ ﾊｧｯ…ﾊｧｯ…
痛む足に体重をかけて、なんとか立ち上がった。
エンディングもなんとか撮り終わって、挨拶をしてから楽屋に戻る。
ドアを開けたとたん、俺の中で何かが切れた。
足の力がすぅっと抜けて、その場に座り込む。
足が燃えるように痛い。
嵐−和)ニノっ!!
さらに前に倒れそうになった俺を相葉さんが支えてくれる。
和)…ﾊｧｯ…ﾊｧｯ…あばさ…いた…ぃ…っ…ふぇ…
ごめんね…俺…隠せなかった。心配かけちゃった。
ラッキーアイテム
革ベルト
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ぐみぃ☆(プロフ) - ゆうさん» ご意見ありがとうございます！がんばります^^ (2012年12月16日 20時) (携帯から) (
レス) id: 09aee23d78 (このIDを非表示/違反報告)
ぐみぃ☆(プロフ) - ニノ担さん» ありがとうございます♪ 本当に助かります☆ (2012年12月16日 7時) (携帯から) (レス) id: 09aee23d78 (このIDを非表示/違反報告)
ぐみぃ☆(プロフ) - 愛和香さん» ご意見ありがとうございます♪がんばりますね！ (2012年12月15日 21時) (携帯から) (レス) id: 09aee23d78 (このIDを非表示/違反報告)
愛和香(プロフ) - 初めまして(^-^)ずっと読ませていただいていました！私もニノちゃんonlyがいいです。応援していますので更新無理せず頑張ってください(p^-^)p (2012年12月15日 21時) (レス) id: 4b4527e477 (このIDを非表示/違反報告)
ぐみぃ☆(プロフ) - suzuさん» ご意見ありがとうございます！助かりました♪ (2012年12月15日 21時) (携帯から) (レス) id: 09aee23d78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぐみぃ☆ | 作成日時：2012年10月20日 17時
