Sugar (ページ6)

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は、はい？

何となくそんな気はしてた。だけどさすがに本当にそうなるなんて思わないじゃん。

『やっぱりダメですよね…』

「うーん、、短期で住めそうなところ見つけるまでならいいよ」

『！！ほんとですか！？』

「うん、もう今更変わらないよ(笑) その代わり私と仲良くしてね」

『仲良くする！！！』

顔の周りに音符が見えてしまうくらい分かりやすく喜ぶチャニョンは鼻歌を歌いながらデカボストンバッグからぬいぐるみを取り出して部屋の片隅に並べ始める。

くつろぎ始めるの、早くない？

『そうだ。明日学校に行かなきゃならなくて。Aヌナもし空いてたら案内して貰えませんか？』

「うんいいよ。夕方からバイトあるから、それまでなら」

『Aヌナありがとうございます』

いい子、だな。

今みたいにありがとうって素直に感謝できるのも、素直にお願いできるのも、そういえば家に上がる時にちゃんと靴を揃えて隅に置いていたり、純粋で素直なんだな、なんて感じる。

目も子犬みたいにくりくりとまん丸で、白くてなだらかな肌は羨ましいとさえ思ってしまうほどだった。

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シャワーを終え、少し離れた部屋に布団を敷くと「なんかお泊まり会みたい」とぼにょぼにょ呟くチャニョンに「これからよろしくね」と声をかけ電気を消した。

たった数時間でこんなに大きく人生が変わることなんて、あるんだ…

これからチャニョンと過ごす8ヶ月間

不安と、緊張と、それから少し楽しみな気持ち

全ての感情が交差する胸を落ち着かせて、目を閉じた。

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