びっくり ページ22
-藤井side-
「何かな、今日花里ちゃんの好きな子の話してんねんけどー」
『へ？日花里に好きな子？』
「え、しげ知らんの？」
『知らん知らん。誰やって？』
「それがなぁ、分かれへんねん」
『あ、神ちゃんやん。ほぇー』
俺とバトンタッチして話し始める神ちゃん
「しげ知ってる？って聞きたかったんやけど…」
『あぁーなるほどなぁ笑 ごめんでも知らんわー。
あっでもあれかな、保育園で一緒のクラスの…』
「それがどうやら俺ら6人の中の誰かで」
『ほぇーええええ！？ハァ！？』
お手本通りのリアクションをするしげ
「せやからな？…あっもしもしーハマダですけど」
『濱田、おん分かるわ声で。え、ちょ、まじで？』
「あんさ、ほんまにしげも分かれへんならさ、
Aちゃんにも聞いてみてくれへん？」
『あぁ。おーいA？あんさぁ…あ待って、スピーカーにするわ』
ガサガサ音が鳴ってほい、としげの声がする
『もしもし？』
「あっAちゃん？ハマダやけど、あのー」
「A先輩！？おはようございますー小瀧ですー！
もぉーなんっで俺の電話」
『ちょっと待って濱ちゃん先輩の声聞こえない。
先輩、続けてください』
「はい、あのーう…」
注目されて逆にしどろもどろになる濱ちゃんに
むすっと拗ねるのぞむ
死にそうな顔の濱ちゃんの代わりに照史が話し始めた
「Aちゃん？キリヤマやけど」
『はい！どうしました？』
「日花里ちゃんって好きな人おるやろ？」
『はい。いますね』
ハッ！と息をのむ俺以外の5人
「それってAちゃん誰か知ってるん？」
『知ってますよ笑』
『嘘やん何で俺に言わへんねん！』
『別に大毅に報告するほどのことでもないでしょ笑』
「それって保育園の子ぉちゃうんやろ？」
『え、うーん…』
「大丈夫、俺ら直接聞いてん笑 俺らの中の誰かなんやろ？」
『まぁ、はい…』
『まじで？日花里あいつ趣味悪すぎやろ』
『黙って大毅』
「その6人の中の誰かは…？」
『…女の子同士の秘密、ってことで笑』
えー！と声を上げる俺らとしげ
そこにちょうど走ってきた1人
「あれっママパパ？」
『お、せい！元気してるか？』
「うん！きのうたたかいごっこした！」
『おぉーよかったやん。明日までミッション頑張るんやで』
「うん！」
『じゃ、俺らはそろそろ。誰か分かったら俺にも教えてな』
「あっ待って！A先輩ー最後だけビデオ通話に」
『やだ明日会えるでしょ』
電話はぷつっとそこで切れた
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てでぃー(プロフ) - 涼子さん» こんにちは！もう本当すみません勝手な作者で...お詫びしてもしきれないです。これからもペースは乱れるかもしれませんが最後までお届けするのでよかったらお付き合いください！ (2019年11月1日 2時) (
レス) id: c63a04b9f2 (このIDを非表示/違反報告)
涼子 - こんにちは。初コメ失礼いたします！てでぃーさんのお話、めっちゃ待ってました！更新楽しみに待ってます♪ (2019年10月28日 14時) (レス) id: 1a62da02fe (このIDを非表示/違反報告)
てでぃー(プロフ) - お腹がぐーさん» 私情だけでここまでお待たせして本当にごめんなさい。私のことまでお気遣い頂きありがとうございます...！長い謝罪文まで読んで頂いて...感謝で一杯です。ここからは最後まで駆け抜けるので楽しんで頂けると嬉しいです！ (2019年10月13日 16時) (レス) id: c63a04b9f2 (このIDを非表示/違反報告)
お腹がぐー(プロフ) - お帰りなさいです！！ずっと待ってました！って言ったらご負担になるかもしれませんが、更新楽しみにしてました！48話までお疲れ様です！ご自身の負担にならないようてでぃーさんのペースで頑張ってくださいね！！ (2019年10月13日 0時) (レス) id: ca69037cc0 (このIDを非表示/違反報告)
てでぃー(プロフ) - お酢んさん» 返信大変遅くなってしまい申し訳ございません...作者の幸せまでも祈ってくださる素敵な読者さん、私なんかには勿体ないくらいです。ありがとうございます！更新頻度の関係で少しどころか大分かかってしまいそうですが気長に待ってやって頂けると嬉しいです。 (2019年6月24日 12時) (レス) id: 33d243e6e7 (このIDを非表示/違反報告)
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