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「さっきは隠しとってすいません。
ただ僕の顔知らないみたいやったし、僕のことを僕として見て欲しかったんです
あの、僕からも1ついいですか？」
「はい」
「Aさんって今彼氏さんいはります？」
「あの…お恥ずかしながら人生で1度もいたことがなくて」
「…ほな、僕がAさんの初めてになってもいいですか？」
「へ？」
「初めての、彼氏に」
中間さんは微笑んでいるけど冗談を言ったようには見えない
「え…言い方悪いですけど、正気ですか？」
「ハハッ笑 ええ、正気です。1番最初ぶつかった時に一目惚れしてもうて。
でも知り合って1日も経っていない男と付き合うのが気持ち悪いと思ったら
全然断って頂いて結構です。またこの店で待ってます」
「あの！…大丈夫です」
「ん？」
「気持ち悪く、ないです。だから…」
言葉を続けようとした時にはもう中間さんの腕の中にいた
「中間さん？」
「好きやで、Aさん。Aさんの初めて、ちゃんと大切にする」
「…お願いします」
ちょうど離れた時にタクシーがやって来てそのまま2人で乗り込む
「いいんですか？」
「心配やから」
住所を言うと
「お、それ俺ん家の近くや」
「本当ですか？」
「おん。いつでも会えるな？」
「でも中間さん」
「これからは淳太って呼んで？敬語もやめよ」
「あの…せめて淳太くんでもいいですか？敬語は今からやめるから…」
「ふふっ可愛い。ええよ」
そのまま指を絡めて窓の外の景色を眺めているとあっという間に家に着いてしまった
2人で降りる
「ありがとう、何から何まで」
「いいえ」
「何か…嘘みたい。つい何時間か前はこんなことが起きるとは思いもしなかったのに」
「今は？」
「…帰りたくないな、とか思っちゃう」
するとまた淳太くんに包み込まれる
「淳太くん？」
「あー今名前呼ばんといて」
「何で？」
「何でそんな可愛いこと言うん？離れたなくなるやん」
カーッと顔に熱が集まるのが分かる
「…あかんあかん。今日は帰らな」
淳太くんは腕に力をぎゅっと込めてから離れ
私の髪を愛おしそうに撫でおでこにキスを落とした
「ん、これでお互い我慢やな」
「次はいつ会える？」
「いつでも。連絡くれたらすっ飛んでくから」
「ふふっ心強い」
「ちゃんと戸締りするんやで」
「うん。おやすみ淳太くん」
「おやすみA。今日見つけられて良かった」
またピアノの音色が聞こえた気がした
-第2夜 fin-
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てでぃー(プロフ) - たぴおかさん» 初めまして！とにかくやばさがひしひしと伝わってくるご感想ありがとうございます！笑 ツインのお話は結構力を入れたのでそう言っていただけて嬉しいです。こちらこそ読んでくださりありがとうございます！ (2019年2月6日 23時) (
レス) id: ebc728ddf8 (このIDを非表示/違反報告)
たぴおか(プロフ) - やばいです！とにかくやばいです！流星と望のお話は涙が溢れまくりました、、。そのほかにも全て良かったです。ステキなお話をありがとうございました！ (2019年2月5日 20時) (レス) id: 9e71755966 (このIDを非表示/違反報告)
てでぃー(プロフ) - 零月さん» めちゃめちゃ今更コメントに気づいたのですがお返ししてもいいですか...？ありがとうございます！みなさんの想像力を掻き立てられるように頑張ったので嬉しいです！キュンキュンさせるのは得意ではありませんがこれからも頑張らせていただきます。本当にすいません！ (2018年12月24日 17時) (レス) id: ebc728ddf8 (このIDを非表示/違反報告)
零月(プロフ) - 課題に追われてさぁ寝ようと思ったけど寝れなくてこのストーリーの自担の話読んだ私が馬鹿だった。内容可愛いし神ちゃんかっこいいし可愛いし。私の語彙力じゃ足りない。寝れない。てでぃーさんのお話大好きです。これからも沢山キュンキュンさせて下さい。切実 (2018年7月31日 1時) (レス) id: 86a7555269 (このIDを非表示/違反報告)
いのありひか(プロフ) - てでぃーさん» ありがとうございます！てでぃーさん大好きです！(突然の告白←)これからも応援してます！ (2018年6月28日 13時) (レス) id: 8233a3c99c (このIDを非表示/違反報告)
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