ベッドタイムストーリー [JW] 短編集

-第1夜- ページ41

重岡メイン『頼る口実』



これ1本で赤星と700人お気に入り行ったやつです。

いやーやっぱり幼馴染のしげはすごい。





序盤は色んな方々に当てはまるようにあえてぼかしてあります。



「今日調子悪かったなー」

「何か疲れた」

「言葉には出来ないけどすごい嫌な気持ち」

「だるいけど理由が分からない」


なんて夜、1度は経験したことありませんか？



そんな時に何も言わずただ寄り添ってくれる
みんなの幼馴染・しげが書きたかったのがきっかけでした。






お分かりかと思いますが、しげはもちろん女の子のことが好き！


(でもそれを女の子は全く意識してない王道パターン)






東京で最初にできた友達だし

『おれが(なまえ)をまもらな！』って
どんなに自分が泣きたい時でも我慢したし

ちゃん付けで呼べなくなったのは好きだってことを意識しちゃったから。




って考えると序盤の


『…ないてへん。おかんいつもゆーてるもん、おとこはないたらあかん！

すきなおんなできたらまもられへんで！って』



が何とも可愛らしくて濱ちゃんばりの糸目で微笑む作者。






女の子が帰って来たのが分かったのは
もちろんずっと窓を見ていたからで、


色々察して部屋着をジャージから1番イケてるの(無地T短パン)に変えて

何となく髪整えて

『俺臭い？シャワー浴びたし大丈夫やんな？』って
臭いチェックしてからメッセージした思春期真っ盛り男子感。





んでリビングに行って



「おかーん」

「んー」


「久々おばちゃんの飯食ってくる」

「んー」



「帰んのめんどなったら泊まるわ」


「襲ったらあかんでー」



「アホ！だ、誰が悲しくてあんなクソ生意気な小娘…」




「一言もAちゃんて言うてへんけど？」


「あ…」



「最近大毅くん男前なりましたねー言うてたで、
小僧もええ加減素直になりやー」



なんて重岡ママと話しちゃったりして。



『大毅』って呼ばれたことに大興奮しちゃうけど
重岡ママに『しげ』って言うのはおかしいから『大毅』にしただけだよ？

思春期男子おめでたいな？





という結論が出た所で第1夜の解説は終了！

残りも随時更新して行きますね。

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