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Jongin side ページ3
――カランカラン
ドアが閉まる音とともに
ソンジェがこちらへ飛んでくる。
「ジョンイン、お前話しかけたの？」
……嫌な予感的中。
ソンジェは昔からそういう変なところだけ鋭い。
「いいや」
突然、話しかけられるわけない。
もし万が一ペンだったら、どうする？
「ふ〜ん」
「なんだよ」
「誰かが隣にいるときは特等席には座らないだろ」
「……」
「特に女の子の時は」
「なんとなく、今日はここがよかったんだよ」
「あんなにわかりやすく凝視しておいて」
「お前、」
ニヤニヤとしてやったりな顔で面白がっているソンジェをよそに
規則正しく、そしていつもよりも大きく音を刻む鼓動に胸がざわつく。
―― 一体どうした、俺。
「トップアイドルが一目惚れか？」
ソンジェの声がどこか遠く聞こえる。
ふっと、身体が熱を帯びる。
そんな、まさか。
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tomokoxxxxx(プロフ) - セフン (2019年7月30日 0時) (
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作者名：imo. | 作成日時：2019年7月13日 0時
