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「どしたん？最近やけに優しいよね」
阪本「失礼やな。昔から優しいやろ」
「んー……なんて言ったらええんやろ……あ、調子乗った言い方するなら私への愛情が溢れてる的な？そういう優しさよ。最近はそんな気がする」
阪本「……それ自分で言っててキモないん？」
「うん。言ってから思った。……でも、否定せえへんのや？」
ちょっとしたおふざけの延長で、それはもちろん阪本も分かっている前提で、笑いながら投げ掛けた言葉だったのに。「うるさい」とか「黙れ」とか、そういう台詞が真っ先に返ってくると思っていたのに。
阪本からは何も返ってこず、しばらくの沈黙。
心無しか、阪本の顔が赤くなっているように見えた。
「阪本。顔あか、」
阪本「頼むから一生アホでおってくれ」
「は？」
阪本「察しの悪いところがAの良さやろ」
「それどういう意味？！」
阪本「そのまんまの意味や」
薄目の阪本と目が合い、ああやっぱり阪本は阪本やったと。
最近素直とか優しいとか、ちょっと可愛いとこあるやん、なんて思ったりしたけど全部私の思い過ごしだった。
「大体阪本がちゃんとつっこんでくれへんから変な感じになったんやで？！私、ただの痛い奴やん、！」
阪本「知らん。どう考えても勝手に自爆したAが悪いやろ」
「それはそうかもしれんけど……！」
さすけ「あーた達また喧嘩してるん？相変わらず仲良いわね」
「「全然良くない」」
さすけ「それは説得力に欠けるのよ」
阪本と声が重なってしまい、互いに顔を見合わせた。
「真似すんな」「それはこっちの台詞」なんて再びぐだぐたと言い合いが始まりそうな私達を見たさすけは、笑いながらスマホを構える。
瞬時に「カメラで撮られる」と察したのは阪本も同じだったらしい。
「「撮るな！！！」」
さすけ「もうほんま勘弁して？息ピッタリすぎるんやて」
さすけを制する声まで阪本と被ってしまい、ただただ苦笑いするしか無かった。
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阪本「失礼やな。昔から優しいやろ」
「んー……なんて言ったらええんやろ……あ、調子乗った言い方するなら私への愛情が溢れてる的な？そういう優しさよ。最近はそんな気がする」
阪本「……それ自分で言っててキモないん？」
「うん。言ってから思った。……でも、否定せえへんのや？」
ちょっとしたおふざけの延長で、それはもちろん阪本も分かっている前提で、笑いながら投げ掛けた言葉だったのに。「うるさい」とか「黙れ」とか、そういう台詞が真っ先に返ってくると思っていたのに。
阪本からは何も返ってこず、しばらくの沈黙。
心無しか、阪本の顔が赤くなっているように見えた。
「阪本。顔あか、」
阪本「頼むから一生アホでおってくれ」
「は？」
阪本「察しの悪いところがAの良さやろ」
「それどういう意味？！」
阪本「そのまんまの意味や」
薄目の阪本と目が合い、ああやっぱり阪本は阪本やったと。
最近素直とか優しいとか、ちょっと可愛いとこあるやん、なんて思ったりしたけど全部私の思い過ごしだった。
「大体阪本がちゃんとつっこんでくれへんから変な感じになったんやで？！私、ただの痛い奴やん、！」
阪本「知らん。どう考えても勝手に自爆したAが悪いやろ」
「それはそうかもしれんけど……！」
さすけ「あーた達また喧嘩してるん？相変わらず仲良いわね」
「「全然良くない」」
さすけ「それは説得力に欠けるのよ」
阪本と声が重なってしまい、互いに顔を見合わせた。
「真似すんな」「それはこっちの台詞」なんて再びぐだぐたと言い合いが始まりそうな私達を見たさすけは、笑いながらスマホを構える。
瞬時に「カメラで撮られる」と察したのは阪本も同じだったらしい。
「「撮るな！！！」」
さすけ「もうほんま勘弁して？息ピッタリすぎるんやて」
さすけを制する声まで阪本と被ってしまい、ただただ苦笑いするしか無かった。
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桃餅(プロフ) - Mさん» コメントありがとうございます！阪本さん推しのM様にこの作品が届いてとても嬉しいです><！これからも阪本さんには活躍していただく予定ですので、引き続き読んでいただけたらと思います◎今後ともよろしくお願い致します！ (3月24日 23時) (
レス) id: dee8621d9c (このIDを非表示/違反報告)
M - 最近読み始めました☺️マユリカの阪本さん推しなので、これからも楽しみにしてます🫰 (3月20日 10時) (レス) @page19 id: 12b8be48d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桃餅 | 作成日時：2024年2月8日 21時
