One step Two step (ページ4)

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Story.4 ページ4

さすがに社員証からは得られない情報を
ポンポン出してくるこの涙袋美…じゃなくて
ホンジスさんに不信感を抱いてしまう。

でも部長から任命されちゃったし
やらない訳にいかない…。

『じゃあジス…くん、宜しくね。』

ジスくんは教えた仕事は卒無くこなしてくれた。

…でも初日早々デスクでコーヒーをぶちまけたり
棚の角におもいっきり足をぶつけたりして
そこそこにどんくさいこともわかった。

この見た目でそのどんくささ…
ちょっとかわいいかもしれない。

ジスくんが部長に呼ばれてる間
元お隣さんのソクミンが私の所にやって来た。

「新入り君どう？」

『覚えるの早いし、仕事出来る人だな〜って思うんだけどちょっと…どんくさいって言うか、抜けてる。』

ごめんよジスくん…悪口じゃないんだ。

「ははは(笑)確かにさっきも棚に足ガコーン！ってぶつけてたよね？」

あーあ、見られてるよジスくん…

「まぁでも頑張って！落ち着いたらまたご飯でも行こうよ」

『うん、ありがと(笑)』

ジスくんの行動がこれからも楽しみだな
って思ってたりする。