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こちらの部屋でお待ち下さい、と連れて来られたのは同じ階の小さなミーティングルームだった。ドアを開けるとそこには椅子だけが3つ並んでいて、その１つに樹が座っていた。
『えっ？樹？』
「北斗、お前も？」
一旦、椅子に座る。
椅子が3つということは、俺と樹とあと1人？
状況を整理している間にガチャリとドアが開く。
「あ！あはは、やっぱり会えたね！！」
入ってきたのは、大型犬の彼だ。
先程の別れからまだ10分も経ってないのに、もう再会するとは誰も思わないだろう。戸惑っている俺をよそに俺を挟んだまま大型犬とパリピの自己紹介が行われている。とんでもない異種交流会だ。
「でも、俺たちだけ残されて何すんだろうね？」
森本慎太郎の最もな質問に心の中で同意する。
次にドアが開き部屋に入ってきたのは桃瀬さんだった。
「皆さん、貴重なお時間をいただきありがとうございます。今から、こちらにいらっしゃる3名で、弊社社員との面接をお願いしたいなと思っております。そんな堅苦しいものではないので、普段の皆さんをそのままお伝え頂きたいのですが･･･」
嘘だろ？これから面接！？
とんだアディショナルタイムじゃないか。
でもよく考えろ。インターンで良い学生だと思われたがための面接なのか？じゃないとこんな風に個別には残さないだろ。･･･結果が良ければ内定？
そうじゃなかったとしても、そういう風に考えでもしないとメンタルが持たない。なにせ、もう灰になりかけているのだから。
「はい！」
「わかりました」
『･･･お願いします』
そう言って桃瀬さんに連れてこられたのは別室。
どうやらこの3人でグループ面接の形式らしい。
入室すると3つの椅子とその前にはずらっと5人。
知っている顔は藤ヶ谷さんだけ。
でも、たぶんだけど真ん中の人はHPで見た事ある。
さっきもいた。
･･･社長だったはず。
堅苦しくない面接っていうのは絶対嘘だ。
「どうぞ、お掛け下さい」
「「『失礼します』」」
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月妃(プロフ) - 桜さん» その他、多々ご希望に沿えず申し訳ありませんでした。貴重なご意見ありがとうございます。 (2021年1月30日 3時) (
レス) id: 9fa29a3ce2 (このIDを非表示/違反報告)
月妃(プロフ) - 桜さん» コメントありがとうございます。既にご存知かもしれませんが、お気に入り追加という機能を使用して頂ければしおり機能を兼ねていますので、読んだ続きからお楽しみ頂けます。次回更新の際も通知を受け取れたりと便利ですので、是非ご活用頂ければと思います。 (2021年1月30日 3時) (レス) id: 9fa29a3ce2 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 続けてのコメントですみません(>_<) この物語って芸能人設定ではなくて一般人 しかも学生さん設定だったんですね。。。 そうならそうで作品の紹介の所に書いていて 欲しかったですね｡｡｡ (2021年1月30日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - こんばんは(*^^*) はじめまして。 夜遅くにいきなりすみません。。。 思ったのですが...。 物語の各題名・だと後からどこまで読んだのかが分からないので数字もしくは第○話に変えてはどうでしょうか？ (2021年1月30日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月妃 | 作成日時：2020年6月29日 0時
