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「おはようございます。
入室しても良いですか？」
私は聞いた事のない声、
それとは逆にまめっチは聞いた事のある声で、
男性の声がするとAはまめっチに
視線だけを送り
“あの子だよ”
って言わんばかりに首を縦に頷かせた為に
私はゆっくりとその場を立ち上がると
声のする扉の方へと歩みよる。
扉の前まで来ると立ち止まり、
扉を開けることをしないまま
面倒臭そうな表情とは裏腹に
いつもの学園内での自分の口調で
話始める。
A「…扉越しでごめんなさい。
今、手が話せなくて…
お手伝いを頼まれた方ですよね？
心良く引き受けて下さいまして
ありがとうございます。
ただ、お気持ちだけ受け取らせて
頂きます。
ここまで来るのにお手数掛けて
すみません。
自分の教室に戻られて…！！？？」
喋り終わる前に目の前の
生徒会室の扉が開きそうな音がしたので
思わず反射的に扉を抑えるA。
※
※
A「(私がまだ喋ってんのに
開けようとしてんじゃないわよ！
思わず扉、抑えちゃったじゃない…！)
とと、扉…最近開きにくくて…
開けるのにコツがいるんですよ…！
そ、それより…自分の教室に…
戻られて大丈夫ですよ…っ…」
ーーー私は必死に扉を押さえた
押さえたのに…
ゴリラ並に力があるのか…
それとも金髪になる
アノ誰もが知ってる国民アニメの
戦士の血を引いてるのか…
扉を抑えている私の体が
持っていかれるくらいの力で…
すんなりと扉を開けやがった…ーーー
※
※
「おはようございます。
山田涼介です」
※
※
ーーー明るい金髪のような髪色。
鎖骨が見えるくらいボタンの開けられた
シャツ。
シンプルに付けられているアクセサリー。
お洒落に着崩しをされた制服。
目の前に現れた生徒に対して
私は目を疑った…
一気に引き込まれた…
君から目がそらせない。
“存在した…サイヤ人が…”
私はそう思った。ーーー
※
※
→
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まめっチ(プロフ) - 花恋さん» ありがとうございます！有難いお言葉とても嬉しいです！ (2016年7月3日 19時) (
レス) id: 0af386c500 (このIDを非表示/違反報告)
花恋(プロフ) - 初めまして！これからも応援してます（≧∇≦） (2016年7月3日 18時) (レス) id: eb6c37d723 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まめっチ | 作成日時：2016年6月7日 18時
