検索窓
今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:68,209 hit

story 48 ページ49







涼介『ブッサイクな顔してると、
ずっとそのままになるよ?』


A「ブサイクで結構」


ツンっとした態度で山田に言い返すと
せかせかと用意されている
朝食を食べ始めて


宏太『Aちゃん、ゆっくり食べて大丈夫だよ?』


A「え?あ、友達と待ち合わせ
する事になって…それで急いでるの…」


涼介『ご馳走様ぁ、さて…準備しますかー』


山田と知念は部屋へ戻って
遊びに行く為の準備をしに
リビングを出ると
その山田の背中を目だけで追うA。


バタンと閉じられた扉を見ると少し
ため息をついて再び料理に箸を伸ばし…。


ーーー 数時間後 ーーー


涼介『圭人ー!まだかよー!?
売り切れちゃうだろー!?』


知念『食べ放題じゃないんだから
そんなすぐには売り切れないよ涼介』


圭人『ごめんごめん、
携帯見つからなくって…山ちゃんの
部屋に置きっぱなしだったから…』


バタバタと階段を駆け下りて
靴を履き始める岡本…
その後ろからAが来ると
岡本が少し避けてスペースを作ってやり…


A「あ、ごめんね岡本くん…」


知念『A、何処に行くの?』


A「ん?花火を買いに…」


涼介『花火?…なんで?』


A「先輩が受験とか控えてもう、
遊ぶ時間も殆ど無くなるだろうから
その前に思い出作りしようって…」


圭人『本格的に暑くなってするよりか、
今がちょっと涼しいから
丁度良いかもねー』


涼介『何処で花火すんの?
場所によっては女の子だけで夜に
いるのは危ないと思うけど…?』


A「大丈夫よ、先輩は男だから…じゃ!時間ないの!」


行ってきます、と言葉を投げると
バタバタと走って行き…。


涼介『………』


圭人『山ちゃん?』


Aが先ほどまでいた場所を
そのままじっと目をぱちくりさせたまま
立っている山田に声をかける…


涼介『え?何て言った今…?』


圭人『山ちゃん』


涼介『圭人じゃねーよ、A!』


圭人『先輩と花火するって言ってたね…?』


涼介『よし…カフェ巡り今日は中止…』


圭人『えー…楽しみにしてたのに…
何するの?』


涼介『花火!』


侑李『花火ぃ?』


涼介『そう!花火!だから今から
買いに行こう!』


圭人『花火ならカフェに行ってからでも
良いじゃん』


涼介『無理、俺は今すぐ手に花火を
握りたいの』


侑李『それ、意味わかんないから』


スタスタと足早に歩いて行く
山田を知念と岡本は追いかけて行く。








作者より→←story 47



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.6/10 (17 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
43人がお気に入り
設定タグ:山田涼介 , 同居 , Hey!Say!JUMP
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

まめっチ(プロフ) - 花恋さん» ありがとうございます!有難いお言葉とても嬉しいです! (2016年7月3日 19時) (レス) id: 0af386c500 (このIDを非表示/違反報告)
花恋(プロフ) - 初めまして!これからも応援してます(≧∇≦) (2016年7月3日 18時) (レス) id: eb6c37d723 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:まめっチ | 作成日時:2016年6月7日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。