story 47 ページ48
※
※
山田は賑やかな朝食の場を見渡して…
涼介『あれ…Aは?』
裕翔『Aちゃんなら、
さっき電話が掛かって来たから
お風呂場の方に移動してたよ』
慧『男かな!?彼氏かな!?』
何処か楽しそうに言う伊野尾…
涼介『男?…んなもんいねぇよ…』
大貴『何で山田が、知ってるんだよ?』
涼介『ん?聞いたから…まめっチちゃんに』
侑李『誰それ?』
涼介『ほら、最近苺フェアしてる
カフェ店の娘さんの…』
侑李『ぁあ…涼介が誘惑した子…』
涼介『誘惑してねぇよバカ』
光『今日そのお店に行くって
言ってたよね?お昼ご飯は?』
圭人『あ、俺と山ちゃんと知念はいらなーい』
涼介『恒例のアレですね…』
知念『週1で行われるカフェ巡りでーす』
慧『好きだよねぇ…俺、今日はスローライフ。
ゆっくり家で過ごそうっと…』
大貴『はぁ!?俺と映画に行く約束は!?』
慧『ほぁ?約束したっけ?』
大貴『したよ!暗殺教室、見に行くって!高木と伊野ちゃんと俺で!』
雄也『あー…』
大貴『あーって何だよ、あーって!』
雄也『いや、何も?』
笑顔を有岡に向けて…
大貴『高木も絶対忘れてただろ!最低!』
雄也『んな訳ないじゃーん
伊野尾くんだけだよ忘れてるの』
伊野尾『はぁー?さっき、二度寝して
海に行こうかなって言ってたの
どこのどなたですかぁー?』
雄也『………あはは』
大貴『…もー…泣こうかな俺…』
光『よしよし…悲しいよな…
友達に約束を忘れられるなんて…』
八乙女は有岡の隣に来ると
頭を右手で優しく撫でてやり
大貴『光くん…』
光『ほら!謝るんだ!こんッッなに、
傷ついてるんだぞ!タピオカは!』
大貴『うぉい!失礼だなお前も!』
怒っている声,笑っている声,
様々な声がリビングに響き渡る…
そこへAは戻って来て
裕翔『あ、Aちゃんおかえり』
A「朝から元気ね…廊下まで声が
聞こえてる…」
宏太『毎日がこんなだよー』
裕翔『電話してたんだよね、
ごめんね、煩かった?』
A「いや、大丈夫だよ」
涼介『誰からの電話?』
山田が口を開いて言葉を発すると
Aはあからさまに
嫌そうな表情を浮かべて
A「友、達…」
涼介『え…何その顔…』
※
※
→
43人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まめっチ(プロフ) - 花恋さん» ありがとうございます!有難いお言葉とても嬉しいです! (2016年7月3日 19時) (レス) id: 0af386c500 (このIDを非表示/違反報告)
花恋(プロフ) - 初めまして!これからも応援してます(≧∇≦) (2016年7月3日 18時) (レス) id: eb6c37d723 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まめっチ | 作成日時:2016年6月7日 18時