生意気なアイツは天使か悪魔か。 (ページ4)

今日:5 hit、昨日:6 hit、合計:68,215 hit

story 4 ページ4

※

※

まめっチに挨拶を交わすと、
再び書類に目を通し始めるが、
ゆっくりと自分の元へと
歩み寄って来たまめっチは、
隣に立ち中腰になると
Aの耳元でボソボソと話し始め。

まめっチ『え？…誰か居るの？』

A「…？何でですか？いつも通り、
朝は私達以外、誰もいらっしゃいませんが？」

その言葉をまめっチが聞くと
小さく息を吐き、中腰にしていた腰を
伸ばし。

まめっチ『もぅ、紛らわしい…。
いないならいつも通りの口調で話してよ…
気持ち悪い。』

A「気持ち悪いって言うな、失礼な。
学校にいる間、敬語だから
意識して無くても出てくんの。」

手にしていた書類を乱暴に伏せると、
面倒臭いと言いながら、
机にうなだれて。

A「…あー…朝から訳わからん様な
バカバカしい要望見て、やる気無くした。
本っ当面倒臭い。」

察しの通りコッチが本当の私。

口調なんて周りの女子と何の変わりもない。

性格も平凡。

面倒臭がりで、飽きっぽい性格。

プライベートと学校で
二つの顔を持って日々過ごしている。

この事を知っているのは
少人数の人物だけ。

まめっチとは小学校からの付き合い。

ただ言えるのは。

ーーこの裏の顔を周りの生徒や先生にーー

ーーー見せられないーーー

※

※

→