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結局梓さんはやっぱり仲が良いじゃないですか！と微笑んでから奥へと入って行ってしまった。
待って待って。まだ入らないでよ。
私は梓さんとおしゃべりするために来たのに。
くそぅ。恨むぞこのイケメン。
「残念でしたね。奥へと入っていっちゃいましたよ」
『誰のせいだと思ってるんですか。邪魔してきた安室さんのせいですよね？』
「いえいえ。たくさんアプローチしなかったあなたのせいですよ」
『嘘でしょ。責任転嫁かよ』
ニコニコと笑いながらハムサンドを作る安室さん。
こっちは緊張しながらも仲良くなりたいって頑張って言ったのに、それを邪魔してくるってどういうことよ。
はぁ。とため息をついてお冷やを飲むと、隣にメガネの少年がやってきた。
え？なんで？
「こんにちは、お姉さん！隣座ってもいい？」
『良いけど、それは隣に座る前に聞くことよ』
「えへへ。ごめんなさい」
ちょこんと隣に座ったメガネの少年は、安室さんにオレンジジュースをたのみ、にこにこしながら話しかけてきた。
「お姉さん、安室さんと仲良いね！もしかして彼女さん？」
『え、ちょっと待ってよ少年。今とんでもない単語が聞こえた気がしたのだけど、気のせいかな？』
「……もしかして、彼女のこと？」
『あはは。私が安室さんの彼女な訳ないじゃない。こんな性悪イケメン絶対嫌よ。最高か』
「それどっちなの」
メガネの少年にジトっとした目を向けられる。
そんな目を向けないでよ。可愛い顔が台無しよ。
だって性格には難があるけど、顔だけはイケメンじゃない。顔だけは。
顔だけなら自慢できるくらいにカッコいいし、しかも私のタイプなのよ。
そこだけは最高じゃない。
「コナン君、この人は大丈夫だよ。瓶を踏んでこけるような人だから」
「えっ………」
『待って嘘でしょ信じらんない。私の黒歴史No. 1を今ここで言います？』
「傷の具合は大丈夫ですか？」
『話を聞け。イケメンめ』
安室さんといつも通りどんぱち言い合いをしていると、隣から少し引いた目線を向けられた。
「瓶を踏んでこけるって………お姉さん大丈夫？」
「ほら、小学生に心配されてますよ？」
『やだ、もう帰りたい……』
26にもなって小学生に心配されるって恥ずかしい以外の何者でもない。
赤くなっているであろう顔を机に伏せていると、コトリとお皿を置く音がした。
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はりねずみ。(プロフ) - 由羅さん» 神だなんてもったいないお言葉です……！ありがとうございます！ (2020年3月15日 17時) (
レス) id: f57cf1299c (このIDを非表示/違反報告)
由羅(プロフ) - 神、神ですね……神としかいいようがないです (2020年3月10日 14時) (レス) id: a829207c12 (このIDを非表示/違反報告)
はりねずみ。(プロフ) - 笑々さん» ありがとうございます！！笑っていただけて嬉しいです！私自身、そんな感じの会話が大好きなので、安室さんたちにもやってもらいました笑 ありがとうございます！ (2019年10月10日 23時) (レス) id: 2649fb9203 (このIDを非表示/違反報告)
笑々(プロフ) - 名前を呼ばせるところで、早すぎだろなんか腹立つな は声をあげて笑いました笑 ありがとうございます笑 (2019年9月23日 10時) (レス) id: f052978bd7 (このIDを非表示/違反報告)
はりねずみ。(プロフ) - ここねさん» きゃー！ありがとうございます！！とても！すごく！本当に嬉しいです！！続編でも面白さとキュンキュンを追求してお話を進めれるように頑張りますね！これからもよろしくお願いします！ (2019年5月12日 17時) (レス) id: 2649fb9203 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はりねずみ。 | 作成日時：2018年12月12日 7時
